資産を増やそう!守ろう!中学生でもわかるかーりーの資産運用学

資産を増やそう!守ろう!中学生でもわかるかーりーの資産運用学

現在FP(ファイナンシャル・プランナー)として活動、一人でも多くの方、特に若い世代に義務教育では教えてもらえないお金の知識を持ってもらいたいと思いブログを立ち上げました!
お金の増やし方、守り方、様々な経済・金融知識を分かりやすくお伝えします。

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こんばんは!


今日は前回少し触れた、「支出のコントロール」について書いていこうと思います。


私は以前、日雇い派遣のアルバイトをしていたことがあるのですがお金を貯めたいなぁと考え週4か週5で組んでいたシフトを週7の無休・さらに日勤と夜勤を両方こなし、15日から20日働いたら1日休みを取るなど結構若さに任せてガツガツ働いた経験があります。単純にお金を増やそうと思ったら収入を増やせばいいと思ったんですね。


ですが、確かに収入は増えましたが結果としてはあまり貯蓄に回せたお金は増えませんでした。


原因としては生活リズムが崩れて外食が増えたり、仕事のストレス発散で衝動買いをちょくちょくしてしまったり、娯楽費にいっぱいお金をかけるようになってしまったんですよね。


これでは収入が多少上がったところでお金が貯まる訳もなく、しかも働いた分自分の自由に使える時間が奪われてしまっている結果となってしまっています。


どうでしょう?皆さんの中にも同じような経験をされた方はいらっしゃいませんか?


そこで、これを読んでいただいた皆さんに私と同じ過ちをしてもらわない為にも次のことを肝に銘じておいてもらいたいんです。


資産形成は現状把握から始まり、支出のコントロールが鍵となる!


ということを。それなのに、自分が幾ら稼いでいるかは殆どの方が把握してますが、トータルで幾らお金を使って、その内訳を把握している人は本当に少数です。


なので本気でお金を貯めたい・資産形成していきたいと考えている方は以下の取り組みをして欲しいんです。


①毎月必ずかかる費用を書き出す(家賃・光熱費・携帯代金・ローン支払・教育費・交通費・食費など)


②自由に使っていいお金の上限を決める(交際費・娯楽費・雑費など)


③手取額から①と②を引き、幾ら余るか確認する


④余る額を増やしたい場合はまず②を見直す


この4つの手順を踏むことで「現状把握」ができ、「支出の上限」を決めることで必要以上のお金を使うこともなく支出がコントロールできて計画的に貯金や資産運用積立てなどにお金をまわすことが可能になります。


ちなみに、この支出の把握やコントロールについては徹底的に細分化したり確実に実行するために工夫すればする程、資産形成への近道になると私は信じています。

ですが、いきなりハードルを上げるとなかなか大変になってしまうので、手始めに上記のやり方を試してもらえたら幸いです。


次回は「資産」とは何かを考えていきたいと思います。