私は埋めたかった。







どうしても。








18年間生きてきて、私は色々な世界を同世代の人より何倍も見てきた。



逆境体験も多かった。





だけど、その代わり失う物は大きすぎた。





長い年月、自分の時間を無駄に過ごしてきた。





だから、その時間をどうしても埋めたかった。





1分1秒一刻と自分の人生のタイムリミットが迫って来ていたのを、年齢を重なるにつれ、
理解して来たからだ。






私には時間がない。





焦っていた。死ぬ気で頑張った。




本当に死にそうにもなるくらい。





“変化”





一瞬出来たと思った。




でも、できなかった。





確かに最初は生き生きと生活していた。





先の見えない真っ暗な人生に少しだけ光が射したと思ったから。








だけど、ストイックな私はその生活に追い詰めて詰めて詰めて行った。







『完璧』






が欲しかった。





『完璧』が存在なんてしないことは重々分かってはいるもの、





それでも、求め続けた。




存在しないものを追って追って追って





疲れてしまった。






疲れても、倒れても、






大丈夫だ、死ぬ気でやればなんでもできる。





そう思ってやり続けた、頑張り続けた。












それだけなのに。