予約録画しておいた『秘密結社鷹の爪ー私を愛した黒烏龍茶ー』を観た。
・・・泣いた~~っ。
まさかこの映画に泣くところがあるなんて、
見る前は思いもしなかったが。
(・・・と、『カーズ』を観たときも思ったし泣いた・・・)
自分の信念とは、社会とは、正義とは。
どんな人でも、やっぱり同じようなことで悩み、苦しみ、
恐れを抱いているんだなぁと
最近とみに思う。
少し前までは、世界に、他人に自分がつまはじきされている気がして
なんでこんなに世の中と仲良くできないのだろう
自分が悪いのか
それとも生き難いのが人生というものか。
そんなことばかり考えていた。
お気に入りの映画はアルモドバル師匠監督作品に
アメコミもの。
どちらも、社会に受けいれられなくて
もがいていて
辛い過去があって
それでも自分を捨てられない
ダークでチープで暴力的で
その裏に愛を隠した不器用な奴ら。
そんな彼らに自分を重ねては
ただいたずらに悶々としているだけだった。
でも、段々分かってきた。
「普通の人」なんてどこにもいないことを。
私と同じようなことを皆も同じように悩むと言うことを。
自分を情けない奴だと責める自分と戦っているし
皆同じように余裕がないし
皆同じように未熟なのだ。
そして
同じように優しくて
同じように誰かと愛を分かち合いたいと思っている。
だからかっこつけなくても、緊張しなくても
いい人のふりをしなくても実は大丈夫なのだ。
気に入らないなら自分で変えてしまってかまわない。
めんどくさいなら変えなくてもかまわない。
ただ、ムリしたり我慢したりするのはやめること。
そうして私は、随分と楽になった。
今でもアルモドバルもアメコミも大好きだし
他人とはうまくいかないし
自分は他人とちょっと違うのよ、と思っているところもまだある。
ただ、今はその「違うところ」をユーモアにして
他人と楽しめるようになってきた。
人生は2時間半じゃ終わらないから、
映画みたいに5分で考え方や環境は変わらないけれど
何しろ主人公は自分なのだ、楽しむっきゃないだろう。
『皆を幸せにするためなら、どんな卑怯なこともしてやろう。
それが世界制服の目的だ!』
我が愛しき鷹の爪団・総統に乾杯!!

