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築30年超えのアパートの一室。
3畳ほどの台所 と 6畳の和室 の1Kです。
畳は、表替えで3万円くらい。
「入退去の際に経費が掛かる」 ということや 「若い人に人気がない」 という大家様の意向でフローリングに変更することになりました。
私の個人的好みとしては、畳も決して悪くないと思うのですが・・・。
まー、時代の流れということでしょうか。
まずは、畳を全部取り除いて 畳(60ミリ) と フローリング(12ミリ) の差を埋めるため角材を使って根太を組んでいきます。
騒音で近所迷惑をならないよう、丸鋸を使わず <ノコギリ> でギコギコ・・・します。
手間が掛かりますが下地の状態が良かったので2時間掛からず根太組み完了!
不陸が無いのは、非常にありがたい。
端から順番に板を張っていきます。
壁際は、真っすぐなように見えて歪曲しているので合わせるのが大変です。
巾木を付けられるなら隠せるので楽なんですけどネ。
経費削減のため普通の合板フローリングをそのまま根太に固定していきます。
予算があるならば
遮音を兼ねて根太の間に断熱材を入れ、合板を捨て貼りしてから遮音フローリングを張るところですが、経年物件+低家賃なので残念ながらそこまでの経費がありません。
かなり雰囲気が変わりましたねー。
これで入居者がすぐに見つかれば言うことなしです。
他の作業は、天井塗装、クロス補修、網戸張替え、トイレタンク修理、ふすま張替え、ハウスクリーニング。
結構くたびれている壁紙は、次回持越しで張替えなしです。
結構くたびれている壁紙は、次回持越しで張替えなしです。
この物件も外部委託ゼロで私が一貫施工しました。
畳からフローリングへの変更は、規約などにより使用材料が限定されることが多いです。
というのも、厚み5~6センチの畳が強力な遮音(防音)をしているので、それに代わる処置をしないと階下への音の影響が出ます。 一般的に遮音フローリングやシートなどの施工が欠かせません。