次回構想 その2
次回作のシナリオ・ストーリーについて色々と考えていましたが、なんとか方針が決まりました。世界は剣と魔法のファンタジーの世界。
遂に勇者が魔王を倒す。
しかし凱旋した勇者の顔に笑顔はなかった。
喜ぶ聴衆を前に勇者が言った。
「魔物の正体は、人々の負の感情だ。」
魔王城とは人間の苦しい、辛い、悲しい、という感情や悩みが地球の地脈に乗って集う場所。
人々の負の感情が具現化し、魔王城にあるゲートを通って出てくるモノ、それが魔物だった。
愚かな人間が戦争や圧政をし、不幸な人々で溢れかえった時に働く自浄作用そのものだと言った。
つまり、魔王を倒したところで魔物は消えない…と。
その勇者の一報を受け、王国は人の心を診察する専門家を集めて公費で雇った。
集められた中には主人公もいた。
診療に来る人々や王国から来る依頼をこなす主人公の元にある日、自分を助手に使って欲しいという女性が来る。
名をフロイデと言った。
彼女は人の心の中に入り、人の心を前向きにすることが出来るのだという。
丁度自分一人では限界があると悟っていた主人公は半信半疑ながらも彼女を助手として迎えることにした。
二人を待ち受ける数奇な運命とは…
現代でも問題に上がるうつ病や、トラウマ、哲学的問題を取り扱い、前向きになれるようなゲームを目指して作りたいと考えております。
主人公の診療所

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