こんばんは、春希です。
寒くなりました。風邪ひきそーー。
私は先週の土曜日に一年ぶりに月一の奈良会に出席しました。
この会は某カルチャーセンターの講座で、私は4年くらい通っていましたが昨年の10月に仕事疲れからくる脳性貧血になってしまい、仕事
以外ははずっと家で寝た切りでしたので休んでいました。
そろそろ復帰しようかなと思った時にコロナ騒動で・・・・・。
この10月から復帰しましたわ。
ガイドしてくださる方が半端ないくらいすごい方で、テレビに出られたリ
、かわいい顔して何があるかわからない古墳の中にどんどこ入っていく古墳スペシャリストの方がいらして、普通ではあまり知られていない
コアな所や、おいしい物情報なども教えて頂けるのがありがたいです。
ガイドさんは必殺晴れ女さんですが、土曜日はずっと雨降っていました。私も晴れ女ぽいんですが。
まず、龍田神社です。
聖徳太子が法隆寺建立の土地を探していた時に、龍田大明神があらわれ斑鳩の地に造るようにご神託されました。それで斑鳩に法隆寺を
建立し、龍田神社も鎮守社として創建されたそうです。
本殿前で手を合わすと風がびゅんびゅん吹いて気持ちよかったです。
ものすごく立派な楠もあり清々しい場所でした。
七五三の参りもされていましたよ。
キュートな狛犬さんたち
手水舎の水が出る所が何故かニワトリでした(*^-^*)
龍田神社なのに、龍ではないと?????
紅葉時期に参拝したらすばらしく美しいかと思います。
こちらは舎人親王(父はf天武天皇)が日本書紀の完成と、御自身の厄除けの為に建立されました。日本最古の厄除け霊場です。
こちらは秘仏の千手観音像、弘法大師作と伝わるちょっと変わった大黒天像、などなど見どころの仏様が多いですが、やはり有名なのは
「トルソー」と呼ばれている、旧本尊と言われる焼損仏像です。
(お写真お借りしました。)
白洲正子も絶賛されて著書で書かれています。
昭和28年、本堂の解体修理の時に御本尊真上の天井から布に包まれて発見されたそうです。ただ、文献が残っていないみたいで、どの仏様でどのようなお姿なのか、本当に御本尊だったのかもわからないみたいです。ただ、大事にくるまれて保管されていたのでそ相応の大事な
仏さまなのではという感じらしいです。
私は初めて見て、ふと感じたのは西洋ぽいお姿だなあと思い、あと
背が高くてすらっとしているので法隆寺の大好きな「百済観音」を思い出しました。
お寺の方の説明では、色々なとらえ方をして欲しいと言ってました。
それはこちらに向いてる方を正面ととらえたら腰がそりかえって胸を
張っているポーズになるので、既存の仏像ではそんな感じの仏像
(如来や菩薩)にはあまりないポーズなのでひょっとしたら背面と言われている方が正面ではないかではないかという説と、正面はこちらとし
てもまるっきり違う形では無いかとか色々です。
たぶん、拝まれる方によって感じかたはさまざまだと思いますし、正確なものがわからない以上、それぞれが自分の中の仏様を感じて自分と対話して頂けたらいいかなという事です。
中々、奥深い仏様です。 私はとても心惹かれました。
久々にコアな仏様を拝ませて頂いて感謝でございます(*^-^*)
松尾寺の特別御朱印です。
鳳凰より愛をこめて
春希