これは、私の母から聞いた友達の話です。
あるところに、AとBという一組のカップルがいました。
二人は、友達の紹介で知り合ったのですが、とても仲良くなり、付き合うことになりました。
1年たってもラブラブでした。
が、付き合って一年の記念に海に遊びに行ったときのことでした。
二人は、ビーチバレーをしたり 海中にもぐってみたり、浮き輪で浮かんで話したりして
楽しく過ごしていました。
新しく買ったポラロイドカメラで写真もとりまくっていました。
そのうち海のお客がだんだんと少なくなってきて、夕方になりました。
夕日がとてもキレイで、Aは、いいおもいでになったな。 と思いながら、Bと浜辺に座っていました。
「あそこにお城つくってみる?」
BはAを砂遊びに誘いました。Aはすぐに「うん」といって、Bが指差した方向に走っていきました。
そのとき、カメラと撮った写真の入ったバッグを思わずおとしてしまい、バックはプカプカと向こうの方へ
行ってしまいました。
Aがボーっとしてそれをみていると、Bが
「何ボーっとしてんだよ!あれは俺たちの思い出が入ってる大切なバックだろ!?」
といって海に飛び込み波に逆らいながら泳いでいきました。
そして遠くまで行き、バッグをつかみ頭上にあげ、Aのほうを見て笑いました。
Aも大声で「ありがとう」と言った後、笑って返しました。
そのときです!いきなりBはだれかにひきづられるように沈んでいきました。
Bはきょろきょろしてビックリした顔を見せました。が、それがAが最後にみたBの顔でした。
Aもあっけにとられて、口をあけたままその様子をみてました。
1分くらいして我に返ると、Bが沈んだ場所に浮かぶバックをとりに泳ぎました。
そのバックを手にした瞬間、涙がこぼれてきました。この状況がとても怖く、悲しくなったのです。
しかも、そこで浮かぶバックに抱きついて浮かんでいると・・・・・・・・・・
真下から「ウォォォォォォ」というへんな声が聞こえてきたのです。
Aはあのあと、その場で気絶していて、他のカップルに助けられ砂場に寝かされていました。
起きた直後、Aは何か本能的に、バックの中に入っている写真を一枚ずつ見ました。
その中で、Bだけ浮き輪にハイって海に浮かんでる写真にとんでもないものがいることに気づきました。
まるでBの浮き輪をかこむように、人のような顔がたくさん映っているのだ。
Aはまた気絶したそうです。