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当たりまえbyking

先日、朝起きてバイトに行く前にたまたまニュースを見ていたら(普段はテレビつけません)

女性の方がしゃべっていて、10分後には僕号泣してしまいました。


なんでかっつーと


その方は、ご存じの方もいらっしゃるかも知れませんが、「各務優子さん」という方で、

「ママ、ありがとう」

という本を書かれた方です。

まだ本自体は読めてないのですが、そのニュースで話されていたのはこんな内容


優子さんの息子、宗太郎君は生まれつきの病気で消化器系の臓器がうまく働かず、物を食べることができなかったそうです。

すぐに命を落としてしまうかもしれない状況の中、お母さんの優子さんの必至の看病とサポートで、一生懸

命生きていました。しかしやはり治るのであれば治したい。

そして宗太郎君が6歳になったくらいの頃に、アメリカで「5臓器移植手術が成功」というニュースが流れました。

これは!と思った優子さんはその移植に賭けたい。宗太郎君にもその手術を受けさせたい!

そう思い、手術費用を募金で集めます。その額1億2千万円。

沢山の方の協力で16日間でそのお金が集まったそうです。

そして渡米。それから1ヶ月後、ようやくドナーが見つかり、手術へ。

見事成功。

優子さんの悩みは「明日は何を作ってたべさせてあげよう」という、それまでとはがらりと変わった夢のような悩みだったそうです。

しかし、その悩みも長くは続かず、移植手術の際にほとんどおこることのない合併症を宗太郎君は引き起こしてしまいました。

そして、医師から「今日がラスト・デイになるでしょう」との宣告。

呼吸ができず、呼吸器をつけ、言葉もほとんどは発することもできなくなって、もうだめかも知れない、そんなときに、無理やりつけていたマスクを外し、宗太郎君はお母さんの優子さんにこう言ったそうです。


「ママ、ありがとう。ありがとう」


声にならない声で。力を振り絞って。そして、そのまま息を引き取ったそうです。

この日、宗太郎君は9歳の誕生日でした。





そんな話でした。

僕は「ママ、ありがとう。ありがとう」の言葉を聞いたとたん、涙が止まらなくなりました。

9歳の男の子が、自分の死ぬ間際、お母さんに「ありがとう」って。

胸を打たれたどころじゃなく、衝撃でした。

俺はどうなんだ?って。

俺は自分が死ぬ間際、それこそ誰でもいい、誰かにありがとうって言えるんだろうか?

そもそも感じられるんだろうか?

それこそ、「もう死ぬんだ」っていうくらいの苦しみの中で。

その番組のコメンテーターの渡辺美樹さんがこのVTRの終わりで、

「当たり前に感謝すること」を話してました。

俺はどうなんだ?また思いました。

確かに「その言葉」はわかる。

そう思っているとも思っている。

でも思ってるだけなんじゃねーか?

もっといえば

そうすること、感じることが、「いいこと」だって知ってるだけなんじゃねーか?って。


まだまだできてない。


そう思いました。


俺の涙は悔し涙だったのかもしれない。


まだまだな自分に対しての。


「当たり前に感謝」


宗太郎君とお母さんが教えてくれた。気付かせてくれた。


改めて、肝に銘じます。


ピース!