いちど教わったら覚えろ。
そんな暗黙の了解ってどの業界、学校、スポーツでもあると思うし、先輩・先生の指導には反発しつつも倣うものだと思うんだけど…

ナンデナノカナア?

いちど教えていることで、やらせてみたら間違えていて、「ちょっと足りないので次はこうして下さい」、そう伝えたのにもかかわらず、また同じことを間違える。

今回は見ていたから、頃合いで手を出すつもりでいたけど、肝心かなめの瞬間に電話を受けてよそを向いていた隙に…
ああぁぁ…

「それ、ちょっと待ってて下さい」
そのひと言を言いそびれた自分のミスが多大だけど…

「それだと足りない」と指摘したときと比べて、貴方の中で何か過程を変えてみたの? 前回と同じじゃないの? なんで分かってる人に確認とらないの? 駄目だと言われたものをなぜ修正しないの?

ナゼナゼナゼナゼ?

怒りは少し。
ガッカリがいっぱい。

もう、次は自分で作るよ。
で、また見せて、覚えてもらってやらせる。
それで駄目ならもうやらせるのやめようかな…

自分より10歳上で、経験もある人に伝えるにはどうしたらいいかな?

ちょっと待ったぁ! お前、それどうするつもりだぁぁ!?

そんな状況があった。いや、実際にそう言葉にしたわけじゃないけど、危うい危うい状況があった。

「これは社外販売用だから、規定の分量は守って下さいね」
職場でそう伝えてられてきたもの、再三伝えてきたものがある。
教えた分量で、教えたとおりに作れば、ちゃんと規定の分量が取れるだけのレシピをたたき出して、実際何度もそれで問題なくやってきていたのに、今回、年上の新入社員の人が作ったもので見るからに規定量に足りていないものを出荷しようとしていたので待ったをかけました。

「それ、2リットルありますか? いつもより少なくないですか?」
「いつもこんなもんですよ」
「市販の2リットルでも(指でラインを示して)この辺まで入ってますよね?」
「・・・・・・」
なぜそこで黙る?
いや、足らないから、それ。メジャーカップ持ってきて量るよ。ほら、足りないでしょ。

「(2つ合わせて)200cc以上足りないですよね?」
「・・・・・・」
なぜ黙る? 見えるでしょ? 足りてないよね? 事実ですよ。過程が間違ってなくても結果がともなわないと駄目なんすよ。そういうの僕より貴方の方が分かってるでしょうに。

自分で作り直す。2リットルちゃんと軽量して詰め直す。
「(ものを見せて)これが2リットルです。さっきの、明らかに足りてないと思ったから計量させてもらいましたが、これは成分表シールに分量も書いてあるから、規定の量は守って下さい」
「・・・仕込む量、増やしますか?」
・・・・・・おい、言うことはそれだけ? まずは、すいませんとか、失礼しましたじゃないんすか?
増やせば足りないってことは回避できるだろうよ。でも、量を増やせばいい問題なのか? 守れ、と言われたことは守れよ。信用問題なんだよ。

「増やせばそりゃ足りるでしょうけど。普通に作れば足りるはずなんです。作り方はともかく、量は守って下さい。信用に繋がるので。シェフの顔に泥をぬるのと同じですから」
「・・・ふっ」
お、おま、鼻で笑いやがったな!?

ってことがあったよ。ノンフィクション。

僕よりも年上で、経験も知識もある新入社員さんの仕事内容にアラが目立つようになってきた。最初は出来てたのに・・・

『いつもこんなもんですよ』
おいおいおい、僕が休みの日、どうしてるんだ?横で付きっ切りで見ていなきゃできないんだったらそうするよ? 今月、休みが全日休であと1日取れるはずだったけど、半日休にして監督することにするわ。頼むよちょっと。

言うなれば、その人にとっては今の仕事は東大生が高校のテスト問題を解いているような状態だとは思うんですよ。本気じゃなくても100点取れるような。
もしかしたら今の仕事にやりがいを感じてないのかもしれない。物足りないのかもしれない。でもそれはルールを曲げて良いという理由にはならないでしょ? 約束を破るのは勝手ですよ。苦労するのは当人なんだから。でも、ルールを破られると周りも迷惑なのよ。そういうの、分かってる人だと思うんだけどね。

やー、久々にプチ切れるかと思いました。
年下で技術も知識も足りてない僕がナメられてんのかね?
てゆーか、2リットルって書いてあるのに2リットル入ってなかったら詐欺じゃんよ。下手したら訴訟問題にもなりかねない。そんな仕事してたらすぐにつぶれるっての。

当たり前のことを当たり前にするってことは大変だけど、大切な事だと思うんだ。妥協はクオリティーを下げる。シビアに決めなきゃいけないところは決めて行かないとな、って思う。
自分のこともやりつつ、目を光らせていなきゃいけないのはどても疲れるけど、いまここを乗りきれなければいつまで経ってもできないままになりそうだから踏ん張るさ。

とりあえず、接し方ですげー悩んでます。

何かあれば駆けつけたい。
可能な限り長く側に居たい。
でも、いつもいつもという訳にはいかない……

レースマンガ【F】のヒロインは、物語後半で主人公のレースは全て見ると決めたが、一度だけ主人公が連絡無しにレースに出た時に、「私、聞いてない!」と取り乱していた。

取り乱すことすらないけど、今ならそのヒロインの気持ちが分かる気がする。うん、気がするだけなんですけど、なんかこう、いろいろ目に焼き付けて心に刻みたいなという感じは確かにあって。一年ちょっと前くらいからかな。

正直、毎回足を運びたい。出来ることなら過去にも飛びたい。最初から見ていたかった。昔の事を話に聞く度に、行きたくてもいけない度に、胸がチクリと痛む。

そんな、話の中でしか知らない物が、もう無いだろうと思っていた物が来春に1日限定で最後の復活をするとかで、報せを聞いた時は内心小躍りした。もちろん、個人的な日程的問題があるのは頭の中から排除して。

当時のメンバーが集まっての、一夜限りの復活祭。それを知る人たちは嬉々として想い出話に花を咲かせる。ちょっと妬けるね。

今回のそれは、言わば同窓会の様な物ではないかと。つまり、何をするのかよりも当時のメンバーが集まることにこそ意味があるものではないかと思う。
僕は当時からの知己ではないから、それ自体は僕が居なくても成立する。むしろ参加を拒まれてもやむ無しではないかと考えることもある。
でも僕は、ともすれば知らずにそのまま素通りしていた僕の知らない物語の本を見つけてしまった。そしてそれを手にしてしまった。
その物語の主人公たちは誰も皆とても愛すべき者たちで、自身も引き込まれるのにそう時間はかからなかった。

冒頭に記したように、全てのシーンに自分が登場できる訳ではない。だが、そこで少しでも同じ物を共有し、同じ物を楽しめたら、それは僕にとって至上の喜びだ。
同じ物がそこにあったとして、たとえ感じかたがそれぞれ違えども、結果として皆が良好であったのであれば、それは至高の喜びだ。
かつ、直接にも間接にも自分が関わった事に対し、「幸せ」という言葉が聞けたのであれば、何よりも勝る究極の喜びだ。

この度は久しく、そんな満ち足りた心持ちを得られた。
願わくば、来年の3月23日もそうであればと、そうでありたいと思う。

今はまだ、僕の知らない物語の中にある。
それは同時に、君の知らない物語もまた存在する事を意味する訳で。
だからという訳でもないけれど、あの歌が心に響くし、自分もあの歌を好きになれたのかも知れない。

いつからだろう。
いつから追うようになったのだろう。
わかったつもりでいるだけかも知れない。
見つかっても届かないかも知れない。
言わない。言えない。

まあ、あの歌と違うのは、遠い想い出ではなくて、今進行中の物語の中に自分がいるということかな、と。
状態いつもI.N.G 時を越え無我夢中。

来年の3月23日のイベントには是非とも参加したいもの。今はただ、そこに向けてモチベーションを保ち続けているところでしょうか。
近くなったら、皆さんにもイベント参加誘致をかけますので、その時は宜しくお願いします。