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Royals' Locker Room

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昨日に引き続き、

弱者が強者に勝つための方法論について考えてみる。


先日行われたHLBチャンピオンシップは、

来年以降ロイヤルズが強豪チームの仲間入りを果たすために

必要と思われる要素が満載の試合だった。


象徴するシーンは試合開始直後の1回裏に早速訪れた。


~Scene1~


1アウト2、3塁のチャンスを作ったBAGUS!さんは、

スクイズを敢行。

アパッチさんのバッテリーが冷静に外して、

飛び出したランナーがタッチアウト。


①ロイヤルズではスクイズのサインは有り得ない。


スクイズのサインは、ベンチ、バッターそしてランナー

すべての意図が一致して初めて成立する作戦である。


②ロイヤルズではスクイズを外すことはできない。


ピッチャーが3塁ランナーの動きに注意を払っていれば

3塁ランナーがスタートを切った際に外すことはできる。


しかし、これにはキャッチャーとの阿吽の呼吸が必要で

キャッチャーが反応できる位置に投げなくてはならない。


今のロイヤルズでは、外角に外したボールが暴投となり

労せずして相手チームに1点を献上するのが関の山だ。


ここで提言したいことは、


弱いチームだからこそチームの作戦が必要ではないか


ということである。


#19

全盛期のようなSpeedBallを投げられなくなった今、

バッターを打ち取るためにはコントロールと投球術が

必要となってくる


コントロールは投げ込みや実戦を通して

技術を向上させていくしかないが、


投球術に関しては、

日頃のイメージトレーニングや相手心理を分析することで

補うことができる。


例えば、

サインを確認してから普段より長めにボールを持つことで

バッターの打ち気を外らしてみたり、

ワインドアップをせずにクイックで投げ込むことで

バッターのタイミングを外してみたり、


工夫次第でSpeedBallが投げられなくても、

バッターを打ち取ることはできる。敢えて断言する。


野村監督がそれまで弱小チームだったヤクルトに

ID野球を浸透させることで日本一3度の黄金期を

築いたように、


考えながら野球をすることで、

上位チームと対等以上の戦いができると考えている。


また、これこそが野球の魅力の1つだと思う。


次回は、

HLBチャンピオンシップでの1シーンを例に、

具体的な説明を書き込むので、

興味がありましたらご覧下さい。

お楽しみに☆


#19

残念ながら本日の試合は中止となりました汗


次の試合は27日です野球


#19