昨日に引き続き、
弱者が強者に勝つための方法論について考えてみる。
先日行われたHLBチャンピオンシップは、
来年以降ロイヤルズが強豪チームの仲間入りを果たすために
必要と思われる要素が満載の試合だった。
象徴するシーンは試合開始直後の1回裏に早速訪れた。
~Scene1~
1アウト2、3塁のチャンスを作ったBAGUS!さんは、
スクイズを敢行。
アパッチさんのバッテリーが冷静に外して、
飛び出したランナーがタッチアウト。
①ロイヤルズではスクイズのサインは有り得ない。
スクイズのサインは、ベンチ、バッターそしてランナー
すべての意図が一致して初めて成立する作戦である。
②ロイヤルズではスクイズを外すことはできない。
ピッチャーが3塁ランナーの動きに注意を払っていれば
3塁ランナーがスタートを切った際に外すことはできる。
しかし、これにはキャッチャーとの阿吽の呼吸が必要で
キャッチャーが反応できる位置に投げなくてはならない。
今のロイヤルズでは、外角に外したボールが暴投となり
労せずして相手チームに1点を献上するのが関の山だ。
ここで提言したいことは、
弱いチームだからこそチームの作戦が必要ではないか
ということである。
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