毎年この時期、ナゼか神奈川への出張保護活動がある。
昨日はマンション敷地内の木の洞に入ったニホンミツバチ保護のお手伝いに出張。
木の洞に入居してしばらく経っているものは
そう簡単に出ては来ないので状況が許せば、いじりたくない。
出来ればこのまま見守って欲しいのですが、
何棟もある巨大マンションの敷地内で子供の目線くらいの高さなので
管理会社としてはそのままに出来ないとのこと。
あと1m高ければそのままに出来たのではないかと思うと残念だが、そうも言ってられない。

いきなり駆除はせず、知り合いの養蜂家に相談をしたり、なんとかしようとしているので協力させていただく事になりました。

営巣しているカローナポプラの洞は少し削れば手がなんとか入りそうなので
吸引する作戦で行けそう








見えるところは大体蜂を吸引して
巣房もうまいこと取り出せたので巣枠に切って巣箱に納めておいたら、その巣箱にいつの間にか蜂が集まり出した。
巣門を付けると集合フェロモンを出して自然にミツバチがどんどん入っていく。



樹上10m位の高さに蜂が集まり出したが解散して自然に巣箱に入った様子。

あとは樹木の保護材を塗って洞をふさいで完了した。


スコープで確認すると、直径約25cm、下から上まで2mはある大きな洞だった。

神が宿るこの絶妙な大きな洞をふさいでしまったのは残念。。
代わりにどこか安全な場所に巣箱を置いてくれたらと思う。

お誘い下さった養蜂家の飯倉さん、駆除せずに保護協力して下さった管理会社の方々、全員に感謝します。