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テーマ:食品の『安全』・『衛生』・『環境』

シャケ弁当はニジマス弁当? 
食材表示案に困惑の声
 
消費者庁が意見交換会

2014/1/27 21:26  日本経済新聞

 

シャケ茶漬けはニジマス茶漬けに?――。
食材の虚偽表示問題を受け、
消費者庁が昨年12月に公表したメニュー表示の
ガイドライン案について、外食業者や
消費者団体などとの意見交換会
が27日、東京都内で開かれた。
業者側からは一部の食材について
「すでに名称が定着しており、消費者が混乱する」
などと異論が相次いだ。


意見交換会では、
公益財団法人「食の安全・安心財団」(東京・港)の
中村啓一事務局長が
「ニジマスを海水養殖する技術の進歩で
サーモントラウトが安定的に供給されるようになり
『サーモン』の名称で定着している」と指摘。
サーモンと表示しても
「消費者に著しく優良と誤認させているとは思えない」
と述べた。 
消費者庁はガイドライン案で不適切な表示を具体的に例示。
切り身を焼いた「シャケ弁当」や
すしネタの「サーモン」などに使われることもある
サーモントラウトについては、
標準和名が「ニジマス」であり、
「サケ」や「サーモン」と表示するのは
景品表示法上、問題があるとした。


 外食大手の子会社で食品製造などを手掛ける
コロワイドMD(横浜市)の井上真社長は
「例えばお茶漬けやおにぎりに
サーモントラウトを使った場合、
メニューにどう書けばよいのか」
と困惑の声を上げた。

 ガイドライン案はロブスターを伊勢エビと
表示するのも景表法上問題があるとした。
これに対し、水産物輸入商社の代表者は
「輸入ロブスターには
イセエビ類とザリガニ類の2種類がある。
イセエビ類のロブスターを『イセエビ』
と表示するのは認めるべきだ」
と訴えた。

 ガイドライン案で、牛の成形肉を用いた料理は
「ビーフ(成形肉使用)」と表示するとされた。
外食店のコンサルタント会社の担当者は
「豚肉や鶏肉についてもガイドラインで説明すべきだ」
と要求。
同社によると「とんかつ」でも成形肉
を使っている場合があるという。

 一方、消費者側として出席した主婦連合会(東京・千代田)の
佐野真理子事務局長は
「消費者が何を食べているのか分からないのは問題。
きちんとした名称を表示してもらいたい」と強調。
「違反業者に課徴金を科す制度が必要」と規制強化を訴えた。

 消費者庁の片桐一幸表示対策課長は
「本日いただいた意見や一般からの
意見募集(パブリックコメント)を踏まえて、
できるだけ早く正式なガイドラインを出したい」
としている。

元の記事はコチラ  




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