仮面ライダーアームズ2話目のはじまりです。


今回は前にも書いたとおり、バトルがメイン。2-1と2-2話はバトルです。


なかなか小説でバトルを表現するのは難しいですが、想像できるようにがんばります。





あ。前回までの話しはこちらです。



前回までのアームズ



では2-1話スタート。






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「うぉおおおおお!」

おれは自分を鼓舞するように声を出し、異形の怪物に立ち向かう。

今は生き残るという想いのみ。

このスーツが何なのかはわからない。

どうやら新兵器なようだが、これは今目の前にしている怪物に対抗するために作られたのだろうか。

あの女はこの怪物が何なのか知っているようだが、今は聞いている暇はない。

ただわかっているのは、目の前の怪物が自分の生命を脅かす存在だということ。

またあの女が生き残る選択も、おれが戦うということしかないことだ。




「はっ、遊んでやんぜ。」

怪物が軽く構える。

「うぉらっ!」

怪物が拳を繰り出す体制に入る。

左半身を前に出し、右腕に力を入れる、右足を蹴りだし、腰にかけて回転を加える。

闘い慣れているもののパンチの体制。

だが、まだおれとの距離はある。この距離じゃ届かないはずだ。

おれは敵の前で止まり、構えた。


怪物がその場で拳を繰り出した。

届かない。


その時、耳元で声がした。

「よけなさい!」

おれはその声に反応する。

届かないと思った攻撃がおれの顔をかすめた。

「・・・腕が伸びた!?」

「はっ、よく反応したな。」

伸びた腕を戻し、次の攻撃に移る。

また耳元で声がする。

「そいつの能力はさっきのタトゥのとおり”蛇”よ。」

さっきの女の声。

「お前、どこから喋ってんだ!?」

見えない相手に向かって話す。

「そのライダースーツは音声を受信できるわ。本当は本部からサポートするための機能だけど、今はここから話しかけてる。できるだけのサポートはするからなんとかしなさい。」

あたりを見渡す。

女はオペレーターがつけるようなヘッドフォンとマイクがくっついたものをつけている。

いつのまに。

「くるわ!」

怪物が向かってくる。

「おらっ!」

腕が伸びる。それに人間にはない尻尾の攻撃がバリエーションを増やしている。

「くっ。」

おれはその攻撃をなんとか受ける。

強い。たしかに強い。

だが、その強さに自惚れすぎだ。そこに隙が生まれる。

「はっ!」

一瞬出来た隙に、渾身の拳をたたき込んだ。

「うおっ!?」

手ごたえはあった。予想外の攻撃に怪物がよろめく。

「攻め抜くぜ!!」

そこに間髪いれずに、攻撃をたたき込む。

左と右のワンツー、そして態勢を崩したとこに回し蹴りを繰り出した。

「ぐあっ。」

怪物が後ずさる。

「一応、やんちゃしていた時期もあるんでね。喧嘩くらいはできるさ。なめすぎるなよ。」

これならいける。そう確信した。

「なかなかやるようだけど、気を抜かないでよね。」

すいません。調子に乗るとこでした。

さっき自惚れが隙を生むって思ったばっかなのにな。

反省し、相手の動きに全神経を傾ける。

「はっ、なかなかやるじゃねぇの。・・・ドブネズミが、調子に乗るんじゃねぇぞ。」

怒ったようだな。

攻撃を次々と繰り出す。

だが、見える。

怒りによって攻撃が単調になっている。直線的。力を使いきれていないようだ。

「そいつは、力を手にして間もないようね。力を出し切る前に倒しなさい。」

「あぁ。了解。攻め抜くさ!」

女の声に頷き、相手を攻め立てる。

「くそがぁあ!」

怪物が逆上する。

「ベルトのボタンを押しなさい。一時的に脚部にエネルギーが集中するわ。」

ボタン。これか。

まずは、軽く速い攻撃を繰り出す。

相手がよろめき、態勢を崩す。



<Charge Emission>



ベルトのボタンを押すと同時に機械音声がし、脚部にエネルギーを送る。

右脚を蹴りだす。相手の腹を狙った直進的な蹴りが炸裂する。

「がぁあ!?」

地面から少し浮きあがる。すぐに相手に向かってダッシュする。

一瞬で相手に追いつく。

「うぉおおおおおおお!!」

ジャンプし、身体を回転させ遠心力を利用し、上から下へとシュートするような蹴りを全エネルギーを乗せて繰り出した。

「ぐはぁあああ!?」

怪物は地面に激しく叩きつけられ、その動きを止めた。





「ふぅ、なんとかなったか。」

息があがっているのがわかる。

深く呼吸し息を整える。

まわりを見る。

トラックの傍に女が立っている。その手にはノートPCらしきものを抱えている。

おれは事情を聴くために女に駆け寄った。

「おい。」

「なかなかやるじゃない。まぁ、相手も新米だったようだしね。一応礼は言っておくわ。助けてくれてありがとう。」

「おぅ。ってそれよりこれは何なんだ。あいつは一体何なんだ!?」

おれは女に問いかける。

その時、背後かの強烈な殺気で背筋が凍った。



ゆっくりと振り向く。


倒れた怪物からどす黒いオーラが上がっている。

「うがぁああああぁあああぁあああ!!!!」

怪物が声をあげる。それは怒りの声というより悲鳴に近かった。

怪物の身体がビクンと動く。

空に上がったオーラが怪物のまわりをとりまく。

「暴走するわ!!」

女が声をあげた。






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2-1話、バトルは難しいですね。

2-2話はバトルが続きます。で、絵も描きたいので時間かかりますので、すいませんが気長にお待ちください。

乞うご期待ください。コメント&感想まってます。




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今週の仮面ライダーWで出て来たWのメモリはやっぱWeatherでしたね。

一応予想通り。(過去のブログ参照です)まぁ、わかった方は多いと思いますが。



で、今回のアームズは1話補足ってことで、出て来た敵キャラ、タトゥインを紹介します。


1話で出て来たタトゥインは蛇の能力を持つスネーク・タトゥイン。

能力者は咬上巳景(こうがみ みかげ)

組織の末端の構成員です。


1話で美風の前で変身したタトゥインです。2話ではアームズと戦います。


最初のプロローグ1-1話で出て来たタトゥインは別のタトゥインです。

そのタトゥインはまた別の機会に。


Crayの戯言ガタリ-Snake



では2話も乞うご期待ください。

前回から時間が空いてしまってすいません。


絵描くときはそれなりにかかりますので、申し訳ありませんがお付き合いください。

前回までの仮面ライダーアームズは以下のリンクからとんでください。


前回までのアームズ


それでは、1-3話お楽しみいただけたら幸いです。



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「ちょっと待てよ!」


おれはトラックの運転手らしき男に銃を向けている男に向けて言った。

衝動的に出た言葉であって、あまり考えがあったわけではない。

説得が通じると思ったいたのだろうか。


おれの言葉に男が振りむく。

黒づくめの服装。

革製のパンツ。左脚の部分に刺繍が入っている。

ライダーズジャケット。前を少し開け白い肌を露出させている。

パーマのかかった髪。

そして、そのつり上がった眼で、こちらを睨んだ。


「・・・・てめぇは蛙か?」

男がつぶやく。

は?何て言った?カエル?


「どういう意味だ?」

おれは問いかけに問いかけで答えた。

無理もないだろ、意味わかんねぇからな。


「蛙かって聞いたんだ。カエル。見てみろよ、この親父。おれを前にして命乞いをするしかねぇ。まさに蛇に睨まれた蛙ってやつだろ。ははっ。」

男の口角がつりあがる。

・・・そういう意味か。


「なら、お前は蛇ってわけか。」

「そうだな。まさに俺は蛇さ。・・・でお前は何なんだ?」

「ただの通りすがりさ。目の前で殺されそうになってるのにほっとけないだろ。」

「はっ。いまどき珍しい正義漢だな。身の程を知らないっていうか、バカかお前。」

男が嘲笑する。

「かもな。何でお前はその銃でその男を殺さなければならないんだ?」

「あ?殺す理由なんていらねぇが、そうだな。とりあえずこの銃で殺す気はねぇよ。」

殺す気はない?安心していいのか?

「それなら、救急車でも呼んだ方がいいな。そのおっさんの脚ほっといたら出血多量で危ないだろ。」

おれは、ポケットから携帯を取り出そうとした。


「あぁ?何勘違いしてんだ。こいつもお前も俺の前にいるんだから蛙なんだよ。てめぇらはじっとしてるしかねぇんだよ。」

「な!?」

こいつイカレテル。どうする。必死で考えをめぐらせる。

「・・・ひとつだけ選ばせてやるよ。絞殺、毒殺、そして咬み殺されるのどれがいい?はははっ。」

そういうと男は右腕をまくった。


その腕には蛇のタトゥー。

「皆殺しだ!カエルどもぉおお!!」

タトゥーからオーラのようなものがあふれだす。

オーラがその男を包み込む。

「うぉぉおおおらぁあ!」

黒い繭と化したオーラを男が振り払う。

いやそこにいたのは、男であったもの。人間と呼ぶにはあまりにも異形。

怪物と呼ぶべき存在。


何だ、こいつは。おれは悪い夢でも見てるのか。

おれはやつの言った通りカエルのように脚が動かなかった。


「まずはこのおっさんからだな。おっさん、望みの殺し方は決まったか?」

怪物が運転手の男に問いかける。あまりにも残虐な問いかけ。

「ひぃぃいいい。助けてくれ。おれはただのドライバーだ。関係ない。」

「だから用はないんだよ。決まらないならおれが決めてやる。・・・そうだな、毒殺決定だ!」

怪物は牙を模したような形になっている右腕を男に突き刺す。

「ぎゃぁぁあああ。あ・・あああ・・・・・・ぁ。」

運転手の男は断末魔をあげ動かなくなった。


人が死ぬというのはこうもあっけないものなのか。

おれもこんな所で死ぬのか。

そう諦めようとした時、不思議と笑みがこみあげた。

「ふっ。」

そうだな、どうせ死ぬなら最後まであがいてやる。


「うぁあああああ!」

声を張り上げ、動かなくなった身体を覚醒させる。

「ははっ。どうやらお前はただのカエルじゃなぇようだな。ネズミってとこか?窮鼠猫を噛むってな。気をつけないとなぁ。でも、蛇はネズミも大好物なんだぜぇ!」

怪物がこっちに向かってくる。


その時だった。

「待ちなさい!!」

女の声。強い凛とした声だった。

倒れたトラックから這い出てきたようだ。


怪物が降りむく。

「あぁ。生きてたか。そうでなくちゃな。殺す楽しみがなくなるもんなぁ。お前はメインディっシュだからな。」

女が臆することもなく答える。

「私はこんな所で死ぬつもりはないわ。あなたに殺される気もありません。」

「はっ。気が強ぇな。まぁ俺たちタトゥインを目にするのは初めてじゃないものな。だがどうする気だ?お前に何ができる?」

その女はおれの方を向いた。

「そこのあなた!生きたいの!?」

「は!?」

おれは一瞬呆気にとられた。

女は続ける。

「戦ってでも生きる覚悟があるかって聞いてんのよ!」

おれは眼が覚めるような思いだった。

その言葉にまだ意味を呑み込めないまで衝動的に答える。

「・・・あぁ!!」


「いい返事だわ。あなたの力貸してもらうわ。受け取りなさい!」

女が何かを投げた。

おれはそれを必死でキャッチした。

「おっと。」

手を開けてみる。それはひとつの鍵だった。

「なんのカギだ?」

よく見てみると車のキーレスエントリーみたいなボタンがある。車のカギ?あのトラックのものだろうか。

「こんな鍵でどうしろっていうんだ!?」

おれは叫んだ。

「それはアームズガオンのカギよ。」

女は答える。

それに怪物が反応した。

「それが新兵器のカギか。一応それを持ちかえるのが仕事なんでな。渡してもらおうか。あぁ答えなくていいぞ。殺した後、勝手にとっていくからな。」

新兵器?その兵器はどこにあるんだ。カギだけ渡されてもどうしようもないじゃないか。

女はその問いを察したのかおれに向かって言った。

「今は説明している暇はないわ。そのボタンを押しなさい!」

このボタンを押せばいいのか。悩んでいる暇はなさそうだな。今はあの女の言葉に従うしかないか。


おれはそのカギのボタンを押した。


すると、おれの腰にベルトが出現した。真ん中に装置のようなものがついている。

「なんだこれは!?」

「それに鍵穴があるでしょ。それにキーを差し込むの。早く!」

おれはベルトを見る。確かに鍵穴のようなものがある。おれはそこに手に持っているキーを差し込んだ。


<APPROVAL>

ベルトから機械音声がした。その瞬間おれの身体は光に包まれた。


眼を開け、自分の姿を確認する。

「なんだ、これは?」




Crayの戯言ガタリ-Sform


鎧のようなスーツのようなもの。

力が湧いてくるようだ。

これが力?あいつがいっていた新兵器ってやつなのか?


「おどろいたな。変身しやがった。装着かな?ま、どっちでもいいさ。ドブネズミがカピパラになっただけの話だろうが。お腹一杯になりそうだけどな。」

「やってやるさ!おれも生きたいんでな!」

おれは全身に力を巡らせた。レース前のような不思議な高揚感。これならやれる、やるしかない。

「うぉおおおおおお!」

おれは怪物に向かって走った。


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1話終了です。2話は闘いがベースになります。その前に1話補足(敵紹介です)を載せます。

ではがんばりますので、またよろしくです。



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