昨日の幸せな思い出と、少しだけほろ苦い不安を抱えて、河川敷の景色を見つめている
やけにくっきりと輪郭線を描く景色に違和感を感じて、世界は、はりぼてのように見えた。そのすぐあとに、空は曇っているけれど、今日は夏至の次の日で、日が明るいから普段よりよく見えるのだと気づいた。その会話を昨日しなければ、気づかなかった。これからは夜がまた伸びてゆくのだ。珍しく寂しい気分になった
音楽と情念は鶏が先か、卵が先かみたいなところがあると思う。その気持ちになったからその曲が聴きたいのか、その曲を聴いていた時の私、情景に会いに行きたくて聴くのか、はっきりしたことはわからない
変わらない私でいたい時、つまりいつもだけど、それはブリグリ一択だけど、今日はaikoを聴きたい気分だ。aikoといえば私の気持ちが移行して、狭間にあった時期によく聴いていた時の曲だ。そういう時期なのかもしれない
ブリグリに再会する前のことが、何も思い出せないのは、多分そういうこと