昨今は自宅に籠りっきりの生活が続いている。


無期限の部活動停止が発表されたのが3月4日。
あれから1ヶ月がたった。

昨日、緊急事態宣言が発令されたが、あくまで自宅待機の強い要請。法律での罰則などは何にもないそう。

これじゃ僕らがこの1ヶ月いてきたことと何も変
わらない。

そしてこの非日常は最低でもこんご1か月続くらしい。

この1ヶ月は果てしなく長い気がする。もうボート部での日常生活が遠い昔の懐かしい記憶になってしまった気もする。そして、現にこの期間に同期2人が部活を辞め、もうあの日常に戻ること二度とできなくなってしまった。

最近、新聞の社説欄をよく読む。これと言ってやることがなくなり最近見始めた朝ドラと並んで続いているプチ習慣だ。

特に朝日新聞のオピニオンはとても面白い。歴史学者、社会学者、研究者など様々な立場の人がこの状況を論じている。

共通しているのは、
グローバル資本主義に潜んでいたリスクが顕在化した。
ということ。

普段マックのハンバーガーを頬張り、中国製のユニクロの服を着ていた僕らは自らの意思の及ばないところでこのグローバル資本主義に参加していた本人なのである。その僕らがグローバル資本主義を介して広まったウイルスの被害を受けている。

この危機に対して、むしろピンチをチャンスに変えるべきだという人もいる。

この危機は今まで人類共通の問題として挙げられていた格差の拡大や地球温暖化などと違い、この新型ウイルスは全ての人類が直面する

民主的で平等な危機。

ということだ。こうした危機に直面すると社会変革が急激なスピードで起きるらしい。
多くの企業が今まで重い腰をやっとこさ動かして取り組もうとしていたリモートワークやオンライン会議がこの状況では「せざるを得ない」。
新型コロナウイルスがある前の社会に戻すことはもう不可能だろう。せっかくならより良い社会に変わることを願う。


国家的な危機にあって僕らの無力さを思い知らされる。

政府が自粛要請や経済対策を打ち出すなか僕らはじっと家で我慢するしかない。
当然ボートも漕げない。

こういう状況で、なぜボート部にいるのか、再びボートを漕げるのか、自分を見失いそうな人もいるにちがいない。


どうしようもないのだから、その中で頑張るしかない。本でも読みながら。

僕はこの危機が去ったあと、再び部活が再開するのを心から楽しみにしている。


この危機を経験して一回り成長したみんなと再開できるのがとても楽しみだ。


その日のために今できることを頑張らなければいけないと思う。


ボート部という小さな社会もこの危機をチャンスに変えて、より良く生まれ変わるのを願う。そして、僕自身、そう考えていこうと思う。