都内在住雪国出身の独身男性である私は、
年末は田舎に帰って、家族と紅白を見ながら、
いつもより豪華なご飯を食べます。
わたしの好きなアイドルも出るし、
いろんな音楽が楽しめるので紅白歌合戦はここ数年しっかり見るようになりました。
今年はサザンが出たりユーミンが出たり、かなり楽しめました。
それにしても、演歌歌手はアイドルをバックダンサーにしたりけん玉したり、まつりにしたりなんかの仕掛けをしないと出られないのはかわいそうだと思いました。歌手なんだから歌一本で見せてくれないかな。と思うこともあります。三輪明宏さんはさすがに真っ暗すぎですが、生バンドを引っ提げて一人で夜桜お七でも天城越えでも珍島物語などを聞かせてほしいなと思います。それでも、私はAKBも乃木坂も欅坂も好きなので、演歌歌手のバックダンサーに彼女たちが出ているとそこもちゃんと見ちゃうちょろいやつなんで、NHK的にはあの作戦は成功なんですね。
さて、今年の紅白で一番しびれたのが、
タイトルにある、椎名林檎と宮本浩次のパフォーマンスです。
32歳の私はもちろん両者ともに承知しています。
エレカシも1曲は知っています。小学生の時に歌っていました。最近出てくる宮本さんを見てトークがまとまらないのが面白いのですが、歌のうまさは知っているので本当にこの人は歌うことしかできないけど、歌うことの天才なんだな。と思うに至りました。
椎名林檎は中学生の時から4つ上の姉の影響で知ってから、私もはまりました。音源はほとんどあると思います。東京事変のライブDVDも実家にあると思いますが、どこ行ったんだろうねー。
という二人がコラボしていたのを昨年の12月31日の22時を過ぎるまで知らなかったのは不覚でした。当日友達から紅白の香盤表がラインで来て初めて知った口ですがその時にもどんな曲があるのか。まさか二人がコラボして曲を出していたことも知りませんでした。
始まった瞬間感じたのは、
椎名林檎にありがちな和装でやるビックバンド。
迷彩とかの世界観ねー。くらいでしたが、宮本さんの歌が始まった途端そんな考えが甘いことを思い知らされます。飲んでたビールも食べていた箸も止めて、何ならテーブルに背を向けてテレビに姉とともに食らいついていました。
宮本浩次という天才プレイヤーをを椎名林檎という天才プレイングマネージャーが完璧に操っていました。命を削るような熱量で宮本さんががなればそれを椎名林檎の力んでいないのにエネルギッシュな歌声で制する、コラボなのかバトルなのかわからないユニゾンにわくわくしてきました。宮本さんも一回りも下の女性に甘えているかのようにあるいはあまえているのも自覚していないかのように自由に歌い踊り手のひらを楽しそうに転がっていて、見ててすごく楽しかったです。
昨年の8760時間のうちに聞いた音楽のベストがラスト2時間で更新されました。
椎名林檎さんも宮本さんの影響を受けて音楽の道に進んだという話もあるそうで、そういうバックボーンを知ってから見るとまた一つ面白くなって、このMV(本当は紅白のパフォーマンスが見たい)は見るたびに面白く楽しくなっていきました。
昨年もジャンルを問わず新しいいい音楽が聞けました。
今年はどんなものが待っているのが、楽しみです。