日本人が海外旅行に行く方法は、添乗員付きの団体旅行かジャルパックなどのようなセット旅行が一般的です。日本の地理的条件として、海に囲まれた島国なので他国に行くには船か飛行機しか手段がありません。また言葉の問題もあり、安心して旅行できるセット旅行を利用します。
旅行先では観光と買い物が主となってます。せっかく来たのだから観光名所は全て見て、またその土地の記念になるお土産を買う。お土産は自分のもののみならず友達近所の方のも買う。帰りは両手にいっぱいの荷物。
昔洋酒が高価な時代、3本までは無税ということでほとんどの旅行客が3本の洋酒を買って帰国。税関検査で酒を1本も持ってないと不思議な顔をされました。グループの中で酒を持ってない人に自分の分まで持ってもらう人もおりました。今では安く買えるようになったので、よほどの理由がない限り重たい思いをしてまで洋酒を買ってくる人は居なくなりました。
一般的に日本人は欧米人に比べて旅行が下手だと思います。それは旅先での時間の使い方です。まず団体行動の旅行はダメです。食事も観光も全て含まれていて出発から帰国まで同じメンバーで同一行動をして、思い出は写真(またはムービー)とお土産だけ。観光と買い物に時間を費やし、自分の時間を無駄にしています。
旅はまず自分でスケジュールを組み立てることからスタートします。それにはたくさんの情報を集めて自分なりに整理して、予算と確保できる日数を計算します。また誰と行くかも重要です。友達なのか家族なのか一人なのか。
それともう一つ大事なのが目的です。それによって旅行スタイルが変わります。カナダに行ってスキーをする、ミクロネシアに行ってダイビングをする、ネパールに行ってトレッキングをする、パリに行ってルーブル美術館を見る、ハワイに行ってワイキキでのんびりする、ニューヨークに行ってブロードウエイを見る、スイスに行ってフォンデュを食べる、イタリアに行ってピザとパスタを食べる、スペインではバールに行って飲み食いするなどなど。
要するに旅先では土地のものを食し文化に触れ、出来れば現地の人と交流をする。観光は浅く広く見て回るのではなく、ここぞと思ったところをじっくりとです。そうすれば旅は楽しくまた思いでも深く刻まれます。
そして帰国後現地で交流できた人とメールのやりとりでもできれば立派な国際人です。
日本は島国だからこそ海外に出て行って他国の文化なりを吸収し、外から日本を見ることにより自分の価値観を変えるべきです。特に若い人にお願いしたいです。
最後に旅先ではあれもこれもと欲張らずに、気持ちをリラックスしてのんびりと過ごしてみてみませんか。今後の日本人の海外旅行形態において、もっと個人旅行が増える事を願っております。