いつかヅカオタになる日まで

いつかヅカオタになる日まで

宝塚と聞けば競馬ではなく歌劇、ニュースといえばタカラヅカニュース(専門chで1日4回放送。事前録画で有名)の日々を、時折猫の写真を織り交ぜながらゆるゆると綴ります。

宝塚歌劇とつかず離れず微妙な距離を保つ今日この頃、
さすがにいちにち2公演(しかも組違い)は、老体に堪えるな…
過剰摂取で肌がぴちぴちなんだけど、頭が疲れるっていうか…


やっと、宙組「アナスタシア」を観たので、覚書をすこし。

(ロシア仕様)

(パリ仕様)

友会が用意してくれたのが客席上手の前方席で、
生徒さんが銀橋から袖にかけて並ぶと至近距離( ´∀`)
終演後にお隣のお嬢さんたちが、
「名前は分からないけど微笑みかけてくれた〜♡」って小声できゃいきゃいしてたの、
それ多分、あきもくんだなw

ムラ千秋楽の配信は見ていましたが、
劇場ではこれが、初回。
ブロードウェイミュージカル原作の連続観劇は、
なんとも音楽にどっぷり浸かって、
身体の中まで音楽がたゆたうような素晴らしい1日でした。
こちらも歌!歌!歌!!なミュージカルで、
ほんとにどんだけ歌うんだよってくらい歌いまくってて、
メインキャストの歌だけでなく、
コーラス(陰コーラスも含め)が、
とても美しく厚みがあって、でも聴いてて疲れない絶妙な舞台。
ここまで来るとハーモニーは聖性さえ帯びる。←甘々な感想

わたくしはブロードウェイ版も梅芸版も観ていなくて(梅芸版見損ねた)、
宝塚歌劇バージョンとの比較はできませんが、
生観劇で気づいたこと。

グレブはアーニャに惚れてたんかい(・Д・)


ほんと、配信て手軽だけど、
集中しにくいっていうか猫に邪魔されるっていうか、
最後になんでグレブが撃たなかったのか、よく分かんなかったんですよねー
(いまさらな感想ですみません)

「アナスタシア」というタイトルがついている以上、
いくら宝塚歌劇的なお約束があっても、
まどかちゃんのアーニャ/アナスタシアがメインとなってストーリーが展開していくわけです。
特に原作を大きく変えることもできないなか、
まかぜさんのディミトリをうまく膨らませて、
ずんちゃんのヴラドも目立たせて、
そらかずきのリリーがスパイスとなって、
すっしーさんのマリア皇太后の孤独と高貴さを際立たせて、
アーニャ/アナスタシアにラストに焦点が当たる、
というのは、うまくまとまってると思いました。
アーニャ/アナスタシアが、身分や過去に囚われず、
自分自身を取り戻せた話なのね(と思って観てました)


まかぜさんディミトリがユスポフ宮殿を根城にしてるの、なんか笑えますね(^_^;)
元の自分ちじゃん。←名前も含めて「神々の土地」被りが他にもあってさ。
ウエストサイドストーリーほどじゃなくても、
歌の音域が広いのに、よくぞ歌いあげてましたなー
もっと強くアナスタシアに恋してる感じが欲しい気もするけど、
それはまかぜさんまどかちゃんコンビに対する、願望のせいかもしれません。

まどかちゃんアーニャ/アナスタシア、
今までこのコンビを観てきたなかで一番得体の知れない役、というか、
キャラクターを作り上げるのが難しい役ではないでしょうか。
アナスタシアになりたい女の子、じゃなくて、
わたしは誰なのか、を探る役なんだもの。
だからこそ余計に演じる本人の感情が大切な役だと感じました。
歌も感情がのる歌い方で、すごく良かった。
早口セリフが聞き取りにくいのだけは課題だと思う。。。


割と立場やキャラがはっきりしているメインキャストの中で、
グレブは相当わかりにくい役柄だったと思います。
国に忠誠を誓うことは、時に自分自身を裏切ることになって、
父親の生き方も呪縛となる。
葛藤がもっと丁寧に描かれていたら、
もっと分かりやすかっただろうなあ、と思わなくもないですが、
キキちゃんの当たり役かも、と思いましたです。
お席が舞台に近かったからなおさら、
血を吐くような絶唱で苦悩が伝わってきて苦しいくらいでした。
グレブ、国に帰ってから無事だったんだろうか……(`・ω・´)


ずんちゃんのヴラドと、そらかずきのリリー。
ウィンクひとつとばした先一面を虜にする色気のある男役たちが、まさかのこのお役。
最初、ヴラドが出てきた時に、
えっっ、ヒゲもじゃ?と少々違和感があったものの、
その後おヒゲも整えられ、陽気に歌いまくってるから若干の若さを感じちゃってたのが、
パリに着いてからの、ずんちゃんヴラドの包容力がなーーー
いつのまにそんな包容力を身につけたんだよ!
って、眼からウロコでした(当方の見る目が無くて申し訳ない)
きっと、そらかずきリリーと再会したことで、フェロモンが違う作用を及ぼしたのでしょう。
で、そらかずきリリー。
このひとのうまさには常にシャッポを脱いでしまうのですが、
今回も間違いなくシャッポを脱いだ。
公爵夫人という身分もあるけど、女役になるとむしろ色気を封印した感じもまた良い。
歌も安定の上手さ。わざと高い声出さなくても出来上がってる。
どこの場面だったか、盆が客席上手側に回ってきて、
リリーが男性たちに囲まれて歌いながら通り過ぎて行った時、
ファルセットじゃなくてソプラノ(に近い高音)出してたの、鳥肌たったわ…
フィナーレでドレスさばいてるの観ながら、
「そらかずきがドレスを…」とちょっと複雑な気持ちにはなりましたけどね(^_^;)


宝塚歌劇バージョンに潤色されているとはいえ、
メインキャストが限られているので、
あの子もこの子も惜しみなくモブにまわっています(言い方)
宙組は他組に比べれば下級生も顔が分かるほうなので、
いろんな場面でアルバイトしてるのを見つけるのも楽しい。

あ、通しものの芝居のパレードで、
役のお衣装つけて出てくるのは良くありますが、
トップコンビと2番手が羽根つけて(衣装も違う)というのは、
珍しいパターンかと思いました。
まどかちゃんに羽根つけさせたかったのかな??

その他書きたいこともありますが、
長くなりましたので、次回に改めます。
長文失礼しました!


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