世間一般から見て「高齢」と呼ばれる方であるのに、走れたり、泳げたり、体操ができたりする人がいる。

 

先日、NHKだったと思うが、結構高齢の女性の方で、体操選手として活躍している方を見た。

 

私のことを考えると、このままの生活スタイルで歳をとっていくと、間違いなく、そのような運動能力を維持できるとは思えない。

 

かなり前の話だが、戦闘機のパイロットの人が書いた本の中に、「高齢でも鍛えているとGに耐えられる」という文章があった。

 

Gとは急旋回などをしたときに、体にかかる重力で、車に乗ったりジェットコースターに乗ったりしたときに感じることができるが、戦闘機の場合、急旋回をすると、9G程度かかることもあるそうだ。 9Gに耐えられるかどうかは分からないが、訓練を積んでいると、高齢になってもある程度のGに耐えられるということは、日頃の「訓練」次第で、加齢による身体能力の衰えに、ある程度は抵抗できるということだろう。

 

先ほど書いた体操選手の例でも、訓練の「継続」で、身体能力を維持しているのは間違いないだろう。

 

一方で、あまり無理して体を壊してしまうと元も子もないので、無理しない程度に運動を継続していくことがポイントだろう。