ちょっと前にフィンランドの教育の動画を観ました。

観た事が無い人はまずご覧になってみてください。



お帰りなさい。

どうでしたか?

へぇー!!と思う人もいれば、すでに観たり聞いたりしたことがある人もいるでしょう…

これ、ホントなんですかね?
すごくないですか?ウチの妻なんかは「息子くんをフィンランドで育てたい」と言い出すほど笑

だってこんなん素晴らしすぎるじゃん。

気になりすぎて、フィンランド出身のお客様に聞いてみました!


彼女いわく「半分くらいは本当だけど、ちょっと美化されているね」と。

というのは、

まず「宿題」はめちゃめちゃあるそうです笑


でも、夏休み中(約2ヶ月半)は宿題が無いんだって。
(これはアメリカでもそうかも。そうじゃない学校もあるみたいだけど)

あとは「テスト」はあるみたい。


全国一斉統一テストみたいなのは無いだけで。

ただ、拘束時間が短いのは本当だし、PISA(国際学力調査)で上位の常連なのも本当。


教員達も夏休みは丸々2ヶ月休みらしいです。

動画にも出てきますね。

LESS IS MORE


これは英語ではよく使われるイディオムで、日本語のことわざで言うと

「過ぎたるは及ばざるがごとし」

と似てるかな。

何事も程ほどが肝心で、やり過ぎることはやり足りないことと同じように良いこととは言えない。
良いと言われることでも、やり過ぎは害になるということ。

物事をシンプルにまとめて「無駄を省いて質を上げる」という事を教育の場で実現してるのはすばらしいと思います。

これは正直、日本人が苦手な事ですよね。

それでいて学力が高水準で保てているなら理想的。PISAとやらでは1位だった事もあるみたいだし。

僕はこのPISAの存在自体知らなかったのだけど、どうやら動画のデータは2012年の結果のようで。(調査は3年ごとに行われます)

2015年の調査では

1位 シンガポール

2位 香港

3位 韓国

4位 日本


5位 台湾

6位 フィンランド


だそうです。

トップ5は全部アジアですねん

まぁ、何が「良い」とか「悪い」ってのは一概には言えないけど

日本の小学校の教育って世界的にも「良い」とされてるみたいですよ。

上のムービーにもあったけど

日本でも図工とか体育とか家庭科みたいなのもあるし、実験とか自然の中で学ぶ授業みたいなのもあるしね。

ただ、中高での「テスト対策」と「受験対策」が、本当にただの「暗記」で、しかもテストの為だけの勉強。これが本当、超無意味だと思います。

マジで「無駄な時間」としか思えなかった。

日本やアメリカでは「良い大学」に進学する確率は、親の収入に比例するらしいですよ。

僕の出身地、秋田県は全国一斉学力テストでは全国1位の常連なのにも関わらず、東大進学率は低いんです。

なぜなら塾や私立の進学コースなんかで受験対策の勉強に投資しないからだそうです。

教育がビジネス化されすぎですよね。

それと…

日本の教育の特徴といえば「集団行動」です。

運動会とか合唱コンクールとか「みんなで一丸となって」何かを目指すというのは、欧米諸国では珍しいんですよね。

そういう面では「協調性」とか「社会性」といった「日本で大切にされてる事」を叩き込むという意味では成功してるんでしょう。

ただ、光もあれば影もあります。

協調性が育つ反面「個性」は伸びづらいのが日本の教育の問題でもあると思います。

「教育」ってのは、本当に難しいですよね。

親としては悩ましい。

ここ、NYでも「教育のビジネス化」は並外れてます。

公立の小学校でもレベルはピンキリ。

「成績のいい学校」の学区は家賃が高騰します。「親の収入」である程度ふるいにかけられるわけです。

学校の為に引っ越ししたくないけど、でも子供をいい学校に入れたい、となると私立に行かせる事になるでしょう。

学費は小学生でも年間2〜4万ドル(約200〜400万円)で、そこにドネーションや教材費なんかも含めると年間6万ドル(約600万円)ほどかかると言われてます。

それでいてアメリカはPISA(国際学力調査)では29位。

どうなっとんねん!

でも「創造性」に長けてた人物をたくさん輩出してるのも事実。

スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグなどなど…

世に衝撃を与えるような「創造」はアメリカ人によって生み出されたものが多いですね。

あとは最近話題といえばインドの教育。

PISAでは上位に全く入ってこないけど、今や有名企業のCEOなんかはインド人がほとんどですしね。googleとかMicrosoftとか。Frederic Fekkaiの親会社の社長もインド人。

結局の所、それぞれが「良さ」があるって事なんですよね。

全てが叶う完璧な環境ってのはありえないし、あったとしたらそれが最善かというとそうでもないかもしれないし。
(足りない所があるから伸びるという事も考えられるので)

だから、隣の芝が青く見えるから羨ましがるのではなく「我が子」を信じてあげるのが一番大切なのかな?と思ったりして。

ウチもこれから「教育」に関しては大変な事はいっぱいあると思うけど、せっかくNYで育つならNYの良いとこをいっぱい吸収してすくすく育って欲しいものです。

via TOMOHIRO ARAKAWA
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