皆さんはカルテ書く派ですか?書かない派ですか?

それを選ぶのはお店側の決まりだったりもしますが…

僕はカルテは全く書きません。日本にいた時も。今も。

ただ、僕がYUI SALON(ニューヨークで最初に働いたサロン)にいた頃はカルテが義務だったので、その時期だけは書いてたんですけど

その時はかなり助かりました!


というのも、英語喋れなかったし外人の髪質の事も全然わかんなかったので

お客さんの情報を聞き出したりするのも一苦労だったけど、ほとんどカルテに書いてあった。

他のスタイリストのお客さんに入った時や引き継いだ時でもカラーの設定などが書いてあるから、その点も困る事が少なかった。

けど…

今は特にそこに関して問題ないわけで。

むしろコミュニケーション取って情報を聞き出したり、髪質を見てデザイン、薬や塗り方を設定するのが仕事みたいなもんですしね。

というのは

(普通どうなのかは知らんけど)そのカルテにはお客様の好みや分け目、カットの仕方、ブローの仕方まで書いてあって

それが邪魔になる時があるんですよね。


例えば「前髪が重いのがきらい」とか「顔周りは長めが好き」とか「レイヤー入れるのきらい」

みたいな…

そんなもん、お客さんだって変わるだろ


みたいな事でも、最初に読んでから入客すると"先入観"みたいなのがあって

ベストなデザインを提案しにくくなる事があるんです。

でもたまにいる"レイヤー嫌い"な人ってのも、ただ昔レイヤー入れた時に気に入らなかった経験があっただけだったり

"その頃は"好きじゃなかっただけかもしれないし

毎回、いつでも「その時のお客様」を見て、自分がベストだと思うデザインを提案する。


ってのが大事かと。

だから「伸ばしましょうか」

と言って、次の来店時に

「切った方がいいな…」って思ったら「切りましょう」って言えるように。

(本当は微妙だと思ってるけど「伸ばしましょう」と言った手前…「切ろう」とは言えない)

みたいな仕事はできるだけしたくない。

押し付けるわけじゃないけど

何年も来てくれて慣れ親しんだお客様でも

「同じで。」みたいんじゃなくて

新規のお客様の時みたいに新鮮な目線で、ベストなデザインを提案できるように

たかがカラーのリタッチでも"その時の"髪質や色味を見て、ベストな選択ができるように

4週間後に帰ってきてくれたら、自分は4週間分成長してるわけだから。

という感じで。僕はカルテは不要派。ドS系コンサルテーションな僕に合ってるだけかもしれませんが。。

「今の自分」のベストを提供する努力を。という意味で。いつも自己ベストを更新するつもりで毎日励みます。


via TOMOHIRO ARAKAWA
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