ローマ教皇の残した言葉の重み
ローマ教皇(法王から教皇と呼ぶことになった)が三十何年ぶり?かの日本訪問だそうだ。といっても3,4日の滞在ですでに帰ったわけだけど、新聞で各訪問先での教皇のメッセージを読んで、あまりにも率直な物言いに驚いた。こういう言葉を発するリーダーを今の混迷の時代は必要としているのではないか。新聞からいくつか拾ってみよう。
・戦争で核兵器を使用することは犯罪以外の何ものでもない。(広島・長崎で)
・軍備拡張戦争は貴重な資源の無駄遣いだ。
・世界では何百万という子どもや家族が人間以下の生活を強いられた居ます。しかし、武器の製造 や商いに財が費やされ、日ごとに武器は破壊的になってい ます。これらは途方もないテロ行為です。
・大人たちは、汚染も被爆も、これから起きる可能性のある被害も、隠さずに伝える責任がある。うそをついたまま、先に死なないで欲しい。(被災地で)
・地域社会のつながりが再び築かれ、人々が安全で安定した生活ができるようにならなければ、事故は完 全に解決しない。
・少数の特権的な人が富を独占し、多くの貧困層を生んでいる。世界中で格差社会がひろがっている。
・偽りや欺瞞が少なくないこの時代に必要とされる誠 実さを持ち、貧しい人や隅に追いやられた人とともに歩むように。(上智大で学生へ)
・軍備拡張戦争は貴重な資源の無駄遣いだ。
・世界では何百万という子どもや家族が人間以下の生活を強いられた居ます。しかし、武器の製造 や商いに財が費やされ、日ごとに武器は破壊的になってい ます。これらは途方もないテロ行為です。
・大人たちは、汚染も被爆も、これから起きる可能性のある被害も、隠さずに伝える責任がある。うそをついたまま、先に死なないで欲しい。(被災地で)
・地域社会のつながりが再び築かれ、人々が安全で安定した生活ができるようにならなければ、事故は完 全に解決しない。
・少数の特権的な人が富を独占し、多くの貧困層を生んでいる。世界中で格差社会がひろがっている。
・偽りや欺瞞が少なくないこの時代に必要とされる誠 実さを持ち、貧しい人や隅に追いやられた人とともに歩むように。(上智大で学生へ)
これだけ政治に踏み込んでダイレクトに訴えるのは、教皇自身が今の時代に危機感を持っているということだ。わたしのこのブログへの思いと同じではないか。
だから、わたしには重く響いたのだろう。
だから、わたしには重く響いたのだろう。