3月4日(金)、再び外来へ。
この日、最終結果がわかる日。

結果…
やはり癌でした。

先生の前で泣き声も出ずに涙ばかりがポロポロ…
最初は癌であることより、子宮、卵巣全摘で子供が産めないことの
方が辛かったです。

話が進むにつれ、これからの治療方針になり、術後には、抗がん剤治療が予定されていました。
抗がん剤治療が怖い、仕事を辞めると先生を困らせてました。
話を聞けば聞いたで、今度は死ぬのが恐くなるし…

病気のことも受け入れられませんでした。

いつだったかな?この日かな?前回の診察のときかな?待合室で、父に
『これ、夢だよね?』と聞いたことも…


私の主治医は、とてもいい先生で先生の方からセカンドオピニオンの話を振ってくれました。
(父と私はセカンドオピニオンの話を先生にどう切り出すか作戦を練りましたが見つからずいました)

私たちは、セカンドオピニオンをするにも正直どこの病院へ行っていいかわからない、と伝えたら先生は2ヶ所の病院を紹介してくれました。
そのうち、連絡が早く取れた方でセカンドオピニオンを受けることにしました。

9日(水)には入院。
10日(木)には手術、と言う、バタバタなスケジュールなのに、先生のお陰で、7日(月)にはセカンドオピニオンが受けられることが決まりました。

先生、受け入れてくれた病院の先生、ありがとうございます!!

そして、この日初めて…
父に言ってしまいました。言っては、ダメな言葉…

『母さんに会いたい。』

癌で母を亡くして、10年。
今までは、辛くなるから考えなかったけど、このときばかりは母の助けが欲しい、会いたいと強く想いました。



Android携帯からの投稿