おもちの気持ち☆ -2ページ目

おもちの気持ち☆

舞台の事やら観劇日記、日々の事まで♪

万葉奇譚~たなばたの誓歌~
終わりました。

終わらないかと思ってましたが、終わりましたね。

2週間以上経ちましたか。

今回本当に色々挑戦だったり、出来るのかこれ?!

と思ったり、

お客様混乱するんじゃないか?とか
笑われるんじゃないか?とか

色々不安を抱えて本番を迎えましたが、
(普段ほぼ緊張しない私が、緊張してお腹壊したほど(笑))

お客様には「分かりやすかった」「面白かった」等 なかなか好評だったようで、ほっとしております。

今回の売りは「早替えして複数役を1人の役者がこなす」

ということで
私がやったのが……、
この3人と

神仏の声。(サザエさんの猫のタマのように『?』ってエンドロールに流れる感じで(笑))

だいぶ加工されてたので、お客様には分かんなかったと思いますが。

稽古中「神仏よ!」と言いながら、
何度「まあ、私やけどな…」と心で呟いた事か。

そして他の主な登場人物を
役者別にご紹介~。

ヒトマロが女帝にした一人目「史上最も名高い女帝(ヒトマロ談)持統天皇」←演者『ほりちゃん』
流石親族!皆よく似てますな~。←おいっ

文武天皇は持統の孫にあたるので、隔世遺伝ですね。←おいおいっ

首皇子は後の聖武天皇です。
教科書に出てきたな真顔

え?!何、あなた天皇を3人もやっとるやん!(笑)

実はこの写真の加工が1番最後に作ったやつなので、1番凝ってますな。


さて、ヒトマロが女帝にした二人目!
「息子から母へ譲位された稀な位譲りな女帝元明」←演者『やぎ』
ヒトマロに巻物を託す重要人物「蝦夷さま」ですが、
冒頭中大兄もやって入鹿を殺っちゃってるので
なかなか複雑ですな。

長屋は元明の同母姉の子なので、
二人の顔が似てるのも頷けます、うん(笑)

今回やぎも男役率高かった。(実はほりも高い)
背が高くてスラッとしてるから長い丈の衣装もよく似合うよね~。

今回の衣装は彼女がデザインし、手伝ってもらったとこも有るけど、
ほとんど彼女一人で縫ったのでした。

凄いよ!やぎ!ブラボー!
(多分、夜中に覗いたら羽を抜きながらトンカラリトンカラリしていたに違いない……。
その証拠に本番にはかなり痩せていた。)


さてヒトマロが女帝にした三人目、
「母から娘に譲位された唯一の女帝元正」←演者『あやっぺ』
美貌の女帝といわれた元正…納得の配役だ…。
そして、宮子の衣装、鬼可愛いやないか!!
ピンクハート

藤原安宿は後の光明皇后(我が国で皇族以外から皇后になった一人目)で、
驚くなかれあの「橘三千代」と「藤原不比等」の間の子なのだよ。(両方ワシですがな!)
いやー、性格は似たけど顔は似なくて良かった~滝汗

実は安宿と不比等が喋るシーンもあったんですが、時間の都合で泣く泣くカットタラー

作品をスッキリ分かりやすく観ていただく為に、数多くのシーンをバッサバッサ伐採していく演出さんはまるで持統天皇の様でした。

作家和泉さんの書きたかった事を、
演出和泉さんが切り捨てていく……心を鬼にして。

そりゃ壮絶な作業ですよね。

あーーー、あのシーン好きやったのにな~なんて言えない……気迫。

で、色々なシーンがお目見えすることなく幻のシーンとなった訳です。

でも、それでお客様に分かりやすい作品になったのだから凄い英断ですよねー。

とりあえず今回

           VS

この図式です。

この蘇我氏復興に全力を注いだ船 恵尺(ふね の えさか)=ヒトマロの数奇な人生を描いた物語でした。


役者四人で演じてるので、皆、蘇我側も藤原側もやっていたので

まさに敵は自分!(笑)

なのでした。


























7月公演のおしらせです↓



第43回大阪春の演劇まつり参加
万葉奇譚〜たなばたの誓歌〜
作/演出:和泉めぐみ
星降る夏の夜、私はあの人と約束した。
時を越え、再び出逢おう……と。


2019年7月
6日(土)15:00/19:00
7日(日)12:00/15:30
受付開始&開場は開演の20分前です。

★TICKET★彡
前売 2,300円 当日 2,500円
障がい者割引 2,000円(当日も同じ)
各公演40席・自由席
★PLACE★彡
音太小屋(ねたごや)
(大阪市北区菅栄町3―15)

◼️地下鉄谷町線「天神橋筋六丁目駅」①番出口より徒歩3分
(改札口から出口まで2分ほどかかります)

◼️JR「天満駅」改札口を出て右へ徒歩10分
(改札口を出て右手へまっすぐ7分で『天六』①出口に着きます)

★STORY★彡
乙巳(いっし)の変以降、衰退したかに見えた蘇我の血は、台頭する藤原氏に抗いつつ、ひっそりと、しかし確実に歴史の中に流れていた。
時は飛鳥から奈良の時代。 皇位を巡り争いの続くこの時代は、なぜか次々と女帝が誕生した時代でもあった。
そんな中、何十年経ても姿が変わらず、歳を取らない不思議な歌人がいた。
彼の正体を正史は一切語らない。ただ万葉歌だけが、彼の名をヒトマロと伝えている。
演劇集団☆邂逅が贈る万葉物語・第二弾! 五色に彩られた七夕祭りを背景に、激動の歴史を描いた奇譚劇。

★CAST★彡
喜多彩葉
小林桃子
中村多喜子
堀 由香

3年振りの『邂逅✖️和泉ワールド』。
『乙巳(いっし)の変』とは、645年、日本で最初の《元号》と言われている『大化』を生んだクーデター。(645年と聞いてピンときた方も多いと思います)
そこから始まる物語。
時代は飛鳥から奈良時代へ。登場人物20人以上の壮大な歴史ロマンにメンバー4人がどう挑むのか??!!
お楽しみに〜☆彡

★チケット予約(カルテットオンライン)★彡

《キャスト専用窓口はこちら》
中村多喜子→https://www.quartet-online.net/ticket/manyoukitan?m=0lggghj

ご予約心よりお待ちしております!!💕


当日午前0時まで受付。
それ以降、または満席などでネット予約できない場合は直接メールにてお問合せください。
『当日いきなり予定が空いて行けるようになった!』という方もとっても嬉しいです!大大大歓迎です☆です!が、客席設営の都合上、予約していただくととても助かります。

万葉好きな方もそうじゃない方もお待ちしています!!
ああ、2018年後半戦放置してましたblog…。

少し振り返ってみよう。

2018年後半は…、

10月ハロウィーン時期にはまたもやPT企画さんにお世話になっておりました。

まさかのPT企画さんで男役の安倍晴明(笑)

パンフレット写真撮影時(まだ稽古2回目位?の時)↓
この時はまだキャラも定まっておらず、
ナチュラルメイク風ですかね?


本番時↓

素敵な共演者様たちと↓





素敵なシェノワさんのお庭↓

お約束のレイバック(笑)↓

休憩中はほぼ千利休ww↓
結局ちょっと腐った感じ(耽美系目指してる風)でいこうということになり、
本番は下睫毛なんかも着けてます(笑)

今回、いっぱい男装コスプレーヤーさんの動画とか観てメイク研究したわー。
今までうちでやってた男役メイクと1番違うのは
口紅の色かな~。
ここは自然な感じに変えたとこです。


烏帽子を取ったとこ↓
ウィッグは、シペラスさんで新調キラキラ
シペラスさんのウィッグは
サラサラと良い手触りで好きハート
お色はナチュラルブラックです。

しっかり黒なんだけど、真っ黒じゃなくて
「日本人の髪の毛の色」って感じで自然です。


シェノワさんでやるハロウィーンの公演は
いつも本当に楽しいのですチュー
何より、お客様が楽しんで下さってるのが肌で感じられるのが…おねがい

あちこちに烏帽子をぶつけようと、
楽屋近くの消火器に衣装の袖が引っ掛かろうと、
お衣装着るのも脱ぐのも大変だろうと、
この素敵なお衣装が着られて幸せでした。
直衣とか狩衣とか大好き。

いやー、平安貴族って色々と大変だったんだろーなって実感出来たし(笑)

そりゃ、建物の天井みんな高いわww

実は、袴の片方に両足突っ込んで着るというお約束のような失敗も…。
(もちろん、気付いて本番にはちゃんと着直しました!)

2週に渡って本番があるって本当に幸せだなと改めて思いましたラブラブ


12月は自劇団のX'mas公演。

久々に舞台で歌ったなー。

え?  いつ以来だろ?
「星砂」以来?
1年半位ぶりに舞台で歌ったのかー。

あまり今まで回って来なかった様な役もやらせて貰った♪

星が好きなので
「銀河鉄道の夜」の先生で星についての授業したり、
タイタニック号の話が幼稚園の時から
ズーーーーっと好き(好きって語弊があるかな?)だったので
青年でタイタニック号の事を語れたり、
貴重な経験させて貰ったな…と。

前にカムパネルラやった時に、
青年の台詞いいなーと思ってたのと、

早々と星になっちゃった劇団員のKがやった役だったので
色々な想いを持ちながら本番でこの役を演じてました。

K観とったかー?
あんたのやった役やったでー。

「銀河鉄道の夜」の先生と青年
おばあちゃんの旦那様の若い頃
みっちゃん達の母親の声

あ、母親の声、私がやってるってわからなかった人がいたらしい(笑)
元相手役さんが解らなかったなら上出来だな♪

と、まあ、
こんな感じの2018年後半戦でした。

さて、もう2019年が始まりましたね。

元号も今年変わりますが
穏やかな、幸せな1年になりますように。

今年もよろしくお願いします。