「お母さん、変なこと聞くんだけどな。。。」
と恥ずかしそうに、聞いてくる6歳児。
だっこだっこと言って、さりげなく膝に乗ってきます。

「ん?何だ?」

「天国って、あるだか?」

「うん。あるで。」

「空の上にあるだか?」

「空の上というか。。。次元が違うから、この地球とは違う場所にあるんだよな。。。」

「僕、天国に行けるかな?」

「もちろん!」

「お母さんも、天国に行こう?」

「うん。行こう行こう。」

「僕、お母さんとずっと一緒にいたい。天国にも一緒に行きたい。。」

「そうだねぇ。また、約束して、あっちでも、また次に生まれ変わってくる時も、会えるようにしようかねぇ。。」

「うん。」

「でもな、R、今はRがまだ小さいから、お母さんと離れたくないと思っているかも知れないけれど
Rが大きくなって、中学生や高校生になって、大人になったら
お母さんよりも友達の方が良くなって
友達よりも彼女の方が好きになって
Rが結婚して、お嫁さんをもらって
Rのところにも赤ちゃんがやって来るよ。

その赤ちゃんは、Rが今お母さんに言ったように、ここに生まれる前から、Rと会おうねって約束してくるんだろう。

Rには、お母さんの他にも大好きな人たちと、またここの世界でも会おうねって、神様と一緒に決めて来るんだよ。」


6歳児が私の肩に顔をこすり付けています。
その肩に、濡れた感触がTシャツを通して伝わってきます。
涙を拭いているようでした。

何度も何度も、涙を拭いているようでした。

「やだ。
僕、お母さんと一緒に天国に行くんだもん。」


「うん。うん。そうだねぇ。一緒に行こうねえ。お母さんが死んだら、天国で待ってるからね。
次もその次も、Rとお兄ちゃんと、ずっと一緒だよ。」


親子で抱き合いながら、泣いてしまいました。
きっと会えるよ。
あっちでも。
また生まれ変わっても、お母さん、Rを絶対に見つけるよ。
お兄ちゃんも絶対に見つけて、また一緒に暮らそうね。

「何で、忘れてるんだろうね。
死んだら、全部思い出すんだよ。
自分が誰とどんな約束をしてきたか。
この生で、どれだけ宿題が出来たのか。」


「僕、次に生まれ変わったら、お母さんと綺麗なお家に住む」

「R、まだお前6歳だろ?これからだって、いくらでも綺麗なお家に住めるんだよ^^;
来世を待たなくても、RがRのうちにできるんだよ。
これから、いっぱい勉強して、お金持ちになれるように頑張れるんだよ。
人からいっぱいありがとうをもらおうね。
ありがとうがいっぱい集まると、きっと良いことがあるからね。
Rには、そんな仕事をしてほしいなぁ。」


そんな話をぽつぽつと。。。

私も子供の頃、おばあちゃんや母親のことが大好きで、絶対に離れたくないと思っていました。
彼女達が死ぬということを絶対に受け入れられないだろうなと、毎晩泣きながら眠っていた時期もありました。
だから6歳児の気持ちは、物凄く分かります。

なんで、このくらいの年の頃って、死後の世界のことがめっちゃ気になるのでしょう。。。
不思議です。
それとも、うちら親子だけでしょうかね???

しかし、それにしても、こんな嬉しいやり取りをいつまで続けることが出来るのでしょうか。。。
彼らが大人になったら、自分の家族達を大事にしてほしいですねナカヨシ

ただ、今日はそんな6歳児の可愛い気持ちが素直に嬉しいと思いました汗




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