昨日は、姉ちゃんがお昼前に訪ねて来てくれて、代休で休んでいた8歳児も連れて、生まれ故郷の町に行って来ました。

私は、そこにとても行きたくて、今でも育った家や町のことを夢に見ます。

昨日は、行くのだったらどうしても行きたい所があって、姉ちゃんに連れて行ってもらいました。
そこは、町で一番高い山の神様が祀ってあるお堂で「女人堂」といいます。

私のかつての家だった場所の裏から続く参道を少し上がったところに車を停めて、急な斜面の山道を真直ぐ上がっていきました。

子供の頃、父親にgreen-tea家3兄弟は「お風呂に入れ」と言われ、7時台だったかな~。。アニメだかドラマだかを見ていて、最後まで見たかったので、お風呂には入らず、パジャマに着替えて「お風呂に入ったー」って言うと、その嘘がバレて、父親の怒りを買い。。。
夜、真っ暗だというのに、車に乗せられ、その狭い参道を行ける所まで上がっていった父は、3兄弟をお堂の手前の真っ暗い山中で降ろして、懐中電灯を1本だけ置いて、歩いて帰れと言い残し、自分はさっさと車で降りてしまったのです。

懐中電灯で夜道を照らしながら、3人で山道を泣きながら帰りました。
そりゃあもう、怖くて怖くて仕方なかったなぁ。
天狗か何か出てきそうだったし。
その辺に幽霊でも立っていそうだったし。
発狂しそうに泣きながら、急ぎ足で3人は山道を下って行きました。

あまりにも怖いから、歌を歌いながら降りようってことになって、ウルトラマンかなんかの勇ましげな歌を歌うのだけど、泣き声で、歌になってない。。。

しばらく降りると、畑が見えてきて、少し民家も見えてきて、ちょっと安心したのか、声が更に大きくなりました。

そして、何とか無事に家まで辿り着いて、父親に「もう嘘は付きません。ごめんなさい。」と3兄弟で謝ったことを思い出しながら、姉ちゃんと、ここ通るといつもそれ、思い出すーって話しながら登って行きました。

しかしながら、急な斜面で、きっついー悔し泣き

8歳児は、ピョンタ、ピョンタとあんなに上まで行っちゃってるし。。。

アラフォーぽっちゃり女子二人には、キツイ山道でした。

上がるに連れて、道も細くなり、杉の木が高く覆い茂って、薄暗いので、私なんかビクビクして(笑)
それにしても、脇を山水が流れている小川があって、その水の奇麗なことキラキラ

感動しながら、その荘厳な空気というのか。。
こう。。ちょっと圧迫感のある、私には緊張感も感じられたんだけど、その空気が濃くなる上に上に上がって行きました。

ようやくお堂に着いたんですが、お堂の戸が外れたりして、ちょっと怖いな~と思いながら、敷地に恐る恐る入らせていただきました。

神社とは言っても、拍手とかは打たず、ただただお辞儀して、そこの空気を吸って、更にそこの山の神様の祀ってある祠へ続く、高い山道の方を見上げてすっごく神々しい空気を感じて。。。

お堂のある場所は、広場になっていて、その先に頂上の祠へ登る山道が続くんだけど、その境に鳥居があって、鳥居から向こうは、空気が違うんですよ。
めっちゃ神々しい。荘厳。聖域。
そんな感じです。

お堂の広場に看板が立っていて、ここの歴史について書いてありました。

猿多彦の系列で、石納めの慣わしがある。というような記述がありました。

そういえば、去年だか一昨年だか、猿多彦系の神社にご縁があるよ~っていう話を仲間達としていて、一度行きたいなとは思っていたものの、そのままになっていたことを思い出しました。

そりゃそうだ。
そのお堂のお膝元で育った私の産土神社がそこだったんですから。
それにしても、凄いよね!

そして、出かける前に、私の大事にしている石だけを必ず持っていかねばならない!という気持ちが強くて、普段はあまりそういうこと気にしないんですけど、今日は本当に、ヒシヒシとこれは忘れちゃいけないって思ってね。。
いつも身に付けている石の類を3点だけ、身に付けて行きました。

そしたら、石ですよー!あーた。
それで、石、石、石と言われるわけだ。

すっかりビックリして、お堂の脇を流れる清水を意味無く、凝視しちゃいました。
ここ、夏になるとザリガニ居るんだよね~。
んでもって、この道中の樹にはカブトムシとかクワガタとかいて、虫好き男子には、たまらないスポットだしな~。

そして、またお辞儀をしてそのお堂の広場を後にしました。

すると、帰り道は、とっても明るく感じたんですよねー。
昨日はどんよりした天気で、薄ら暗い雰囲気だったんですが、本当に視界が明るかったキラキラ

姉ちゃんと、二人して、行きと全然違うね~なんて話してたほど。

行って良かったな桜
また、春になったら、来ますキラキラ

帰りにまたまたちょっとした不思議があるのですが、それはまた後半へ続きます泡






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