私は癒されたんだと思いました。
時間に癒されていつのまにか、
傷跡ではなく思い出になっていました。
以前の記事を振り返ると時の流れを感じます。
きづいたら終わってた、
ことしの「5時46分」
前の日から「明日だなぁ」という
あるいみ毎年の覚悟をきめて就寝。
「今年も、もうすぐだな」
と思いながら、5時ごろから起きていました。
神戸三宮の東遊園地で行われる3.17の集い。
私自身、何度も参加してきて、
行けない時は友達が私のぶんも祈って
被災した時に暮らしていた
「西宮市」の灯籠をみつけて
写真を送ってくれました。
灯籠のあかりに手を合わせると
揺れた瞬間の自分にタイムスリップして
あの時の神戸の街や
亡くなった隣人の顔がうかんで
苦しい涙があふれていました。
集いに参加できないときは
黙祷の灯りと人々テレビをつけて
「5時46分」そのときの時報を静かに待った。
ことしはね、
母と話していたら過ぎてたの。
黙祷の声も音も、ほかの話をしていて
私たちの心を通過してしまいました。
苦しかった時が、優しい思い出になって
いま苦しんでる人の気持ちに
寄り添って話がきけるように
心の傷跡は癒やされてきた気がする。
ああこの時間だ…と身が縮む思いをしていたけれど、こうやって自分の中で思い出や歴史としてページを閉じられていくのだと。
私のように癒やされてページを閉じることができる人ばかりではないと思うけれど
これからは
災いや悲劇に予期せずみまわれた人々のために
皆様が癒やされますように祈ろうと思います。
ようやくここまでこれたなぁというきもちです。
中山くみこ:サロン代表
○有限会社ニューウエブ代表取締役
○内閣府認証 日本統合医学協会認定
メディカルアロマセラピスト
ボディケアセラピスト
リフレクソロジスト
○日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー
○看護師、看護学修士(がん看護専門課程)
2人に1人は「がん」になるという時代。
「がんを経験した人」と「その他の人々」
という心の壁がなくなることを願って。
いま健康に自信がある方から
持病のある方まで
安心してお過ごし頂けるサロンをめざしています。