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先週のこと。
桜木町で仕事。帰りにふと思いたち、伊勢山皇大神宮にお参りに。
日没間近で写真暗いなー。

桜木町駅から歩いて10分ほど。
高台にあり、とても静かです。
もともと桜木町は、JR桜木町駅を境にして、海側はみなとみらいや赤レンガ倉庫に象徴される【レトロとモダン】の街で、坂の多い山側は、野毛など、古い街に分かれています。

伊勢山皇大神宮は、マンションや住宅街の中に鎮座しています。
もともとは、明治初期の頃、小さな寒村だった横浜が開港によって様々な文化が流入し、宗教も同様だったようで、その混沌のなかで生活する住民の精神的支柱としてひらかれたらしいです。

今でこそ【ミナトヨコハマ】ですが、本当に小さな漁村だったようです。


しばし散策。

静かー。
境内の雰囲気もよかったです。

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ランドマークがにょきっ。

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ほかにも
杵築宮(きねつきのみや)
子之大神(ねのおおかみ)
神社盤座(いわくら)
などが祀られています。

こちらは杵築宮。
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境内から少し離れた展望台みたいな場所に…

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伊邪那美と伊邪那岐。
国生み神話でおなじみの二人。
なんだか印象的だったなー。

20年近く横浜で働き、暮らしているのに、今までお参りに来なかった無沙汰をお詫びしながら手を合わせて帰ってきました。

横浜の街の好きな所は古いものを残しつつ、新しさを融合させているところなのですが、開港の時代を過ごされた方達の戸惑いは想像しようもないな…と思いました。

自分の中の【文化】が問われ始めている(…と私は思っている)今、此所に来たくなったことに合点がいきました。

こちらの神社自体も破産騒動などあったようですが、境内がこんなにスッキリしているのは、横浜が村だった頃からの、訪れる人達の気持ちが純粋だったからではないでしょうか。



パワースポットっていうのは、パワーをもらいに行く場所ではなく、自分の気持ちをたしかめたり、決意表明の場であると思います。

他力本願では、何事も好転しないでしょう。

【自ら助くる者を助く】

だと思います。






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