なかなか何を書けばいいのかわからないまま
久しぶりのブログを書きます![かお](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/142.gif)
もうすぐ私の大好きだったおじいちゃんの命日になります。
私のおじいちゃんは、私の通っていた小学校の目の前に文房具屋さん(古い言い方だけど)&駄菓子屋さんをやっていました。![くま](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/natsuno-omoide12/3736167.gif)
だから、小学生の時は必要なノートや消しゴムはいつもおじいちゃんが使いなさいと与えてくれて、アイスやジュースも毎日もらっていました。
わたしには優しいおじいちゃんだけど、口数が少なくいつも厳しい表情から周りの人は怖いおじいちゃんだったみたいでした![汗](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
![汗](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
おじいちゃんは優しいけれど、私が小学生の時に習っていたピアノ教室を行きたくなくて嫌々通っていた時に私が親にも相談せず先生に、
「今日で辞めます」と勝手に辞めてきた時には、顔にビンタをしてガッツリ怒りました![しょぼん](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif)
今考えてみても、100%自分が悪いです![ダウン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif)
![叫び](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif)
中学生の時に北海道に転校して、群馬のおじいちゃんとは離れてしまいましたが、年に何度かは会ったりしました。
そして、私が高校に入り問題を起こしてしまい、無期停学になっている時にいろいろ自分なりに考え、高校を中退しようと思い親に相談しましたが、親からしたらやっぱりきちんと高校は卒業して欲しいと説得されました。
でも、人間は反対されると余計に気持ちが強まりもう絶対辞める
と思っていたけれど、その時に電話でその事をおじいちゃんに相談すると、
「高校を辞めたければ、辞めなさい。高校を卒業したから偉い訳じゃない。」と、中退する事を止めるでもなく、あっさりした答えが返ってきました。
ピアノを勝手に辞めた時、あんなに怒ったおじいちゃんが言ったこの一言が逆に私には心に響きました。
高校を卒業したからって偉い訳ではないけど、自分の為に高校に通い社会に出るための勉強を学ばなければならないんだなって![かお](https://emoji.ameba.jp/img/user/py/pyony/115.gif)
そんなおじいちゃんが呆けてしまい、おばあちゃんはじいちゃんが心配だからとなかな家を出かける事もできず、夜も勝手に家から出たりしたら大変だからと、夜もなかなか寝れなかったみたいで、すごく大変そうでした。![しょぼん](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif)
病気だったせいもあり、おじいちゃんはおばあちゃんが買い物に出掛けている時に家で亡くなってしまいました。
電話で連絡をもらい、群馬に向かいました。
葬儀が終わり、久しぶりのおじいちゃんの家で妹達とおじいちゃんがいつも使っていた引き出しを見たりしていた時、引き出しから何枚かのメモ帳を見つけました。
ただのメモ書きかなと見てみると、おじいちゃんの震えて書いた字で、
「結婚してからいろいろありがとう
いつも迷惑ばかりですまない
またいつか北海道に行こうな」
とおばあちゃんに宛てた内容が書いてありました。
いつ書いたものかわからなかったけれど、そんな言葉絶対に口にするようなおじいちゃんではなっかたのです。
でも、明らかに自分が少しずつ呆けてきた事がわかった時に書いた物でしょう。
読んだ時にたくさん涙がでました。生きている時に言葉でおばあちゃんに言ってあげて欲しかったなって。
大切な人が亡くなってしまう事は悲しい事だけど、その人を忘れないでいる事が大切だよね。![きらきら](https://emoji.ameba.jp/img/user/pr/primrose77/20311.gif)
今日はおじいちゃんの話が書きたくて書きました。![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)