朝ドラの『虎に翼』

 

この言葉は韓非子の『鬼に金棒』と同じ意味なんだとか・・・

 

日本初の女性弁護士で

 

後に地裁の裁判官になられた『三淵嘉子』さんをモチーフにした

 

けれど フィクションでもあるお話です

 

この朝ドラを観る度に 

 

20歳代で経験した職場を思い出してしまいます

 

昭和50年代  配置された職場は 

 

錚々たる学歴の面々が連なる男職場でした

 

概ね30人ほどの猛者の中に 女性は私を含めて4人ほど

 

その女性陣も個性溢れる人物ばかりでした

 

もちろん私は最年少でしたから 

 

何を迷い込んできたのか・・と好奇の眼差しで見られました

 

ひとりひとりが独立した重い責任を持たされる職場でした

 

この時のメンバーは後に 

 

弁護士や医師、会社社長、社会保険労務士・・・として

 

それぞれの道に巣立っていきました

 

毎日が「目から鱗」の厳しい現実を突きつけられましたが

 

その時の経験が 妻になっても母になっても

 

仕事を諦めず生きてきた礎になっているようにも思います

 

「朝ドラ」は今風にアレンジされていますが、

 

時代は更に遡ること戦前ですから 女性を取りまく環境は 

 

多分あんなに生ぬるいことではなかったはずです

 

戦後とは言え 私の職場では

 

後に入職した女性は 毎夕泣いていました

 

「泣く」=「かわいそうだ」と

 

優しくフォローする男性もいましたけれど・・・

 

女性は男職場では『下駄を履かす』という暗黙の配慮がありました

 

しかしちやほやされる女性に対しては 

 

同じ女性からは厳しい目が向けられていたようにも思います

 

『下駄』なぞいらんと言いかねない先輩がほとんどでしたから・・・

 

当時どんなことがあっても泣かなかった私は

 

「泣く」ぐらいなら「辞めてしまえ」と思っていたと・・・

 

若気の至りですね・・・ 

 

多分可愛げのない尖った娘だったと思います

 

丁度『国際婦人年』が国連で採択され 

 

日本でも『婦人』の『地位向上』が叫ばれる頃でした

 

私はなぜか 京都市の第一回婦人会議の20代代表に選出され

 

右も左もわからずオロオロしながら会議に参加しました

 

 

クローバー  クローバー  クローバー

 

今日5月1日は

 

メーデーの日です

 

職場の動員で駆り出された二条城前から順次京都府庁に行進し

 

当時の蜷川知事の挨拶を受け 

 

京都市役所前で船橋市長の挨拶で終わる長蛇の列が繋がりました

 

ノーベル賞の湯川秀樹さんが核廃絶を訴えて手を振っていたのもこの頃かと・・・

 

昔々の青春のひとこまです

 

そして

 

その頃よく聴いた曲

 

 
 

 

 

 

あの日本中を駆け巡った『熱』はどこに行ってしまったのでしょう

 

その後「しらけ鳥」が飛んで・・・

 

なんだかせせこましい時代になってしまいました

 

それが「時の流れ」というものでしょうか

 

「朝ドラ」を観ながらしっくりこない私は

 

毎朝「はて・・・」と呟いています

 

雨  雨  雨

 

今日は1日雨でした

 

撮りためた最近の庭の写真

 

 

 

女郎花

 

フジバカマ

 

ベニカノコソウ

 

スカシユリ

 

マーガレット

 

 

 

オステオスペルマム

 

そのほか 色々

 

 

 

 

 

 

この冬バーゲンで買った

 

大好きな「ゲラニウム」が咲いた

 

パープルのはずが どう見ても「ピンク」・・・

 

 

今年は「ラベンダー」がマイブーム

 

 

 

 

 

富良野ラベンダーやグロウはこれからです

 

田んぼは 雨続きで ちょっと ひと休みです