ホテルに連泊していると、スーツケースにホテルの香りが染みつく。
色々思い出すと、ホテルごとに個性がある。
ビジネスホテル系は基本的に柑橘系の芳香剤の香り。
カルミックみたいなオレンジみたいな香りとか、なぜかどこも柑橘系。
ビジネスホテルでもよく泊まるワシントンホテルは柑橘系なんだけど、それだけじゃないちょっと一工夫した感じの香り。
シティホテルは色々個性があって面白い。
よく泊まるIHG系のホテルは、なんとなくベースがバニラっぽくって個性的。
夏は何となく暑苦しいけど…
他にもローズとかラベンダーとかの落ち着きがあるのに華やかな香りの所…
等々、どこも印象的ないい香り。
化学物質を受容体で受け取って、それに反応する嗅覚は、五感の中でも原始的な感覚。
「走化性」から進化したと言われるもの。
無意識に「本能」をぐっと掴んで客寄せ出来る仕組みなのかな?
色々調べてみると、「ホテルの香り」の香水があるらしい。
シティホテルの香りは「楽しい思い出」とセットの場合が多そうだから、「ホテルの香り」の商品化はちょっと納得。
だとしたら、のビジネスホテルの「仕事の香り」は、やっぱり売れないんだろうな。
スーツケースを空けたら、「仕事の香り」がしたのでこんなお話。