以前、荒木飛呂彦先生の漫画術の本がすごいって話したんですけれども。
そんななか、キャラの掘り下げに想いを馳せると、強烈さとしてまず浮かぶのが福本伸行作品なんですよね。
カイジとかアカギとか、タイトルに主人公の名前を冠して、彼らの個性が物語を(というか世界を)引っ張っていく。
作品名=主役名
キャラを役者で例えると、まさにタイトルロールってやつです。
基本的に福本作品はギャンブル漫画なんですが、主人公によって、同じギャンブルに身を投じながらも展開がまるで違うわけで、つまりはキャラがきちんと生きてる。
たとえば作品の主人公たちが一堂に介しても、個性が死なない。
同時に、感情表現や言い回し、世界観としての福本作品の個性も強い。
シンボル化もしてる。
これは大きいなぁ、としみじみしました。
カイジに関しては、映画化による知名度の上昇とともにネットミーム化した感もあるけど…
いや、「強い」です。
なお、キャラと世界観を端的に表してると唸ったのが、とあるファンの方のつぶやき↓
『キャラの誕生日は分からなくても、命日はわかる!それが福本作品!』
二次創作でキャラ生誕祭はよくみるけど、キャラの命日に作品あげるジャンルははじめてでした。
なお、創作してると、ほんとキャラの大切さを痛感します。
探偵小説の第二弾を書いてる時、トリック重視の私が「この人物はこんなことしない」が過ぎるわけですよ。
「あれ?こんなことするの?」もありました。
キャラが動く感覚、キャラで話が動く面白さは書き手としても楽しい!
