Rose Rose.*花と美術と時々風水… -2ページ目

やっと涼しくなった日

 

国立新美術館で開催中のテート展に行ってきました

気づけば、会期末…あせるあせる

10月2日まで

 

 

 

 

 

 

 

テート・ギャラリーの中で

私はロンドンに行った際に、テート・ブリテンだけ行ったことがあります

クロア・ギャラリーに常設されているターナーの作品を見てきました

大きい作品も多くて、ターナーばかりの世界に圧倒された記憶があります

 

ロンドンも大小たくさんの美術館があるので

一度に全部行くことは不可能で、不完全燃焼

また行けばいい!と思いながら、行けず仕舞いです

当時ロンドンにご主人の駐在で滞在していた友達が帰国してしまったのもあり爆  笑

 

 

テートというと、やっぱりターナーというイメージが私には大きいのですが

「光」がテーマの今回の展示では

テートの現代美術、美しくて面白い!!、が一番の感想でした

 

 

展示内、撮影可能な作品も多かったので

気になったものだけ

 

 

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー

《湖に沈む夕日》

1840年頃

 

 

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー

《陰と闇ー大洪水の夕べ》

1843年

 

 

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー

《光と色彩(ゲーテの理論)ー大洪水の翌朝ー創世記を書くモーセ》

1843年

 

 

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー

《陽光の中に立つ天使》

1846年

 

さすがにターナーの大作は来てませんねあせる

 

 

個人的に好きなハンマースホイの作品もありました

この静かな世界観、なぜか惹かれます

 

ヴィルヘルム・ハマスホイ(表記が違うんですね)

《室内、床に映る陽光》

1906年

 

 

ヴィルヘルム・ハマスホイ

《室内》

1899年

 

 

ゲルハルト・リヒター

アブストラクト・ペインティング

1990年

離れて見ると、ツルッとしているのでアクリルかと思いましたが

近寄って見ると、ちゃんと刷毛目があって油絵でした

元々描かれていたイメージの上に分厚い絵の具の層を作って

ところどころ元のイメージがぼやけて見えるように削ったのかな

ザラッと見えるところ、ツルッと見えるところに、「光」の違い?かな

現代美術の見方は分からなくて爆  笑

思うママ、感じるママに見てます

 

 

ペー・ホワイト

《ぶら下がったかけら》

2004年、紙、糸

 

どうやって吊るしているかと気になって天井を見た

この長方形の枠から規則的に降りてきている糸が

こんなふうになるのが不思議で

何度も見てしまいました

吊るしている糸から

カラフルな丸い紙たち

床に映る影たち

全部、きれいでした

 

 

会場最後の作品

オラファー・エリアソン

《星くずの素粒子》

2014年

ステンレス・スチール、半透明のミラー、ワイヤー、モーター、スポットライト

 

ステンレス・スチールの素粒子型球体の枠の中に

半透明のミラーで出来た球体があって

それらが光に反射してできる様々な形の光のシルエット

単純に美しかった✨

動画で残せると良かったけど、動画NGでした、とてもきれいだったので残念えーん

 

 

 

会期末に行ってしまったせいか

涼しかった日だったからか

新美のチケット売り場、長蛇の列でした

時間指定制ではなくなって、自由に行けるようになったのは良いのですが

そうだった、人気の美術展はチケット並ぶんだよね…笑い泣き

新美は、テートと、イブ・サンローラン展が始まったからかな

 

結局、その場でネットで購入してすぐに入場しましたが

チケットは前もってネット購入が正解のようです

 

テート展、ミュージアムショップも賑わっていました

レジ列、すごかった

おかげで、何も買わず帰宅できました〜爆  笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友人からのリクエストで

春〜夏に飾りたいと

青いリースを注文いただきました

 

今までたくさんリースを作ってきましたが

アーティフィシャルフラワーで青いリースは初めてで目

 

(プリザーブドの青いバラだけで、作ったことはありました)

 

仕入れに行く前のイメージでは

紫も入れようかな、青〜紫グラデと考えていたのですが

小さな円の中に紫も入れると、結構、オバサンな感じであせるびっくり

たとえがよく分からないかと思いますが笑い泣き

合わせた瞬間、「わっ、おばさんっぽい」って思ったのでした爆  笑

大きいサイズのリースなら、紫入れてもよいかもでしたが

今回は小さいサイズだったので、難しいなと判断

 

無難にブルーグラデに、白に落ち着きました

白入れなくてもいいかなとも思ったけれど

少し爽やかさをプラスしたくて

 

 

 

出来上がりは、こちら

 

 

 

 

横から見てもぎっしりお花入ってるのも、私のリースの特徴ですラブ

 

 

大きなお仕事や

大量生産はできませんが

個人的なリクエストには応じていますので

ぜひ、ご相談くださいね

(アーティフィシャルフラワーだけになります、ごめんなさい)

 

 

5月の月イチアート(かなり遅れてますがあせる、記録のために)

 

 

東京都美術館にマティス観に行ってきました

 

 

 

 

すごく良かった

期待した以上でしたラブラブ

引っ越しして依頼、もう絶対買わない!と決めていた

展覧会図録を買ったくらい、良かったです爆  笑

 

 

マティスはたくさんの作品があるので

あちらこちらの美術館にたいてい存在しているような芸術家ですが

若い頃の作品から晩年まで網羅しているため

作風の変遷とか

マティスが考えていたことなどなどを

たどりながら見ることができて、とても興味深い展示でした

 

一部分、撮影可能だったので、気になったものだけ撮影してきた

 

《自画像》1927年

ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵

 

《パイプをくわえた自画像》1919年

ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵

 

このころの自画像では

「自分の内面を見つめる練習という性格がより明確になる」

(展示説明抜粋)

 

 

《ニースの室内、シエスタ》1922年1月ころ

ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵

 

 

《赤いキュロットのオダリスク》1921年秋

ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵

 

 

《石膏のある静物》

1927年

石橋財団アーティゾン美術館蔵

 

 

《緑色の食器戸棚と静物》1928年

ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵

 

 

《夢》1935年5月

ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵

 

 

《《夢》のための習作》1935年

ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵

 

 

《座るバラ色の裸婦》1935年4月〜1936年

ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵

 

 

《鏡の前の青いドレス》1937年

京都国立近代美術館蔵

 

 

《若い女性と白い毛皮の外套》1944年

ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵

 

 

《立っているヌード》1947年

ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵

 

 

《赤の大きな室内》

ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵

 

 

《黄色と青の室内》1946年

ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵

 

 

《マグノリアのある静物》1941年12月

ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵

 

 

《自画像》1937年

ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵

 

 

《麦わら帽子をかぶった自画像》1945年

ポンピドゥー・センター/国立近代美術館蔵

 

 

 

 

 

《『芸術・文学雑誌ヴェルヴ』表紙デザイン》

 

ハートのデザインは、Parisのお土産にもよく使用されていますよね

 

 

これは古典かな

これはセザンヌからだなとか

シーレっぽいなとか

マティスさんが若い頃から色々な試行錯誤をして

自分のスタイルを築いく姿がよくわかり面白い展示でした

長生きの芸術家ゆえ

晩年は身体も不自由になってきて

それでも

切り絵を生み出すわけで

そのエネルギー、すごい、素晴らしいと

ただただ感動してしまった

(私生活はともかくとして、ねニヤリ←芸術家あるあるということで)

 

 

日本では20年ぶりのマティス大回顧展だそうです

かなりオススメ

8月20日までの展示なので

暑い夏は、涼しい美術館にぜひおでかけくださいませ

 

 

 

 

 

 

 

 

私の月イチアート。

3月はディオール展に行く予定だったけれど、チケット取れず、

4月分も取れず、そして最後の頼み、5月分も取れなかったえーん

この手の美術展は、ひとつも取れませんえーん

早朝から並んで、夕方の回まで待って、なんてことが出来ない状況なので、

なんとかネットで取りたいけれど、

マンション全戸のWi-Fiだとやっぱり遅いのかな(関係ないかもだけど笑い泣き

10時スタートで時報とともにGOしても、入れなかった・・・

1時間以上ねばって頑張ったけれど、待っても待っても、最後は売り切れ案内で駄目でした。

悲しい・・・

 

 

*****

 

そんなわけで、今月はこちらに行ってきました

先週です

 

 

ルーヴル美術館展 愛を描く

国立新美術館

 

 

 

 

 

たびたび開催されるルーヴル美術館展

今年は「愛」テーマです

 

個人的には、美術史のクラスで、何回もスライドで登場した

フラゴナールの《かんぬき》を楽しみで

やはり、ほんものを見ると違いますね

スライドでは見えなかった意味あるものが描かれていました

 

最近の美術展では恒例?になりつつある撮影可能作品

今回は、最後のお部屋が全部、撮影可能でした

(ただし、フラッシュ、動画はNGです)

 

 

フランソワ・ジェラール《アモルとプシュケ》

新古典主義らしい美しい作品でした

つるっつるで

 

 

最後の最後に、私が、えっラブ、となった作品

ウジェーヌ・ドラクロワ《アビドスの花嫁》

 

まさかのドラクロワ

と思ったら公式HPの作品紹介にも載っていたあせる

 

 

大好きなドラクロワ作品に、会えると思っていなかったので

最後の最後に嬉しかったラブラブ

 

 

 

 

 

 

2月の月イチアートは

 

東京都美術館で開催中の

 

 

レオポルド美術館

エゴン・シーレ展

 

 

に行ってきました

4月9日までの開催です

 

 

骨ばった人物、荒いタッチ、

なんともいえない、不穏な色合い

あ、シーレだ!って、すぐわかる特徴がありますよね

天才なんだな

 

エゴン・シーレ

28歳で若くして亡くなってしまったから(スペイン風邪)

年をとったらどんな感じに変化したのでしょうね

 

と思ったのは

 

今回の展示で

エゴン・シーレが影響を受けたクリムトの作品もいくつか展示されていたのですが

いかにもクリムト!!という官能的でキンキラな作品ではなく

クリムトって、こんな風景も描いていたんだと新しい発見があって

 

特に「第4章 クリムトとウィーンの風景画」のコーナーに展示されていた

《シェーンブルン庭園風景》1916年 グスタフ・クリムト 油彩

が素敵でした

印象派の技法で

シェーンブルン宮殿を囲む公園の一角を描いていて

ウィーンの景色を描いたのは、この1枚だけだそうです

画面の大部分が池なのですが

公園の緑が映り込んだ水面はとても静かで

とても穏やかで爽やかな一日を感じて

池の周りを散歩したら気持ちよいだろうなぁ〜って思わせてくれる絵です

(そう思っていたら、イヤホンガイドでも散歩したいって言ってた爆  笑

1916年の作品なので、クリムトが亡くなる2年前の50代の頃の作品だった

 

エゴン・シーレも50代になったら、どんな絵を描いたのだろう

 

 

「第9章 エゴン・シーレ風景画」のコーナーだけ撮影可でした

 

 

 

《吹き荒れる風の中の秋の木(冬の木)》1912年

風景を描いているというより

シーレの心そのものを感じますね

 

《ドナウ河畔の街 シュタインⅡ》1913年

上半分がドナウ河の水面って気づくまでに時間がかかった私あせる

 

《モルダウ河畔のクルマウ(小さな街Ⅳ)》1914年

 

《小さな街Ⅲ》1913年

 

《丘の前の家と壁》1911年

 

 

 

 

 

レオポルド美術館所蔵のエゴン・シーレ

素晴らしかった

見応えある美術展でした

 

 

宣伝等に使われているこちらの作品

《ほおずきの実のある自画像》1912年

 

これは対絵の片方でした

対絵と知ると、もう片方を知りたくなるわけで…

 

図書館で本借りてきました

もう片方は、「当時」の恋人《ヴァレリー・ノイツェルの肖像》

22歳の自画像と18歳のヴァリー

肖像画だけでなく、対絵で見ると、印象が変わりますね

 

掲載:

エゴン・シーレ

【自作を語る画文集】永遠の子ども

八坂書房

 

 

エゴン・シーレ

見てきたら、興味深かったので、図書館で2冊借りてきました

日記もあったけれど、字が小さくて読みにくそうだったので爆  笑

簡単なものを、笑

 

先に読んでから行けばよかったなと思った爆  笑

 

それにしてもエゴン・シーレ展 一般2,200円ってびっくり

久々2,000円超えでビックリだった

コロナ以降、人数制限しての開催だから

ある程度仕方ないことだし

人数制限してくれてるから、絵にも近づけて見やすいのだけど

同じ美術展を気軽に何回も行くことが出来なくなったなぁと思うえーん

 

ちなみにエゴン・シーレ展では

なんの割引もない大人の場合

平日限定ペア割2枚で3600円というチケットがありました

 

 

ちょっとお高いけど爆  笑

見応えある美術展でした

オススメできますラブ