みなさま、おはようございます。
先日からニュース検索をしていて、今、私が練習中の「夢の跡」作者ゆかりの地「松山」に行き当たり、「松山行きフェリー」を検索して行き着いた、ある方のブログが楽曲から拡がる随想でしたので、暫く興味深く、拝見していました。
村下孝蔵さんはピアノ調律師だったのですね。つい先頃、ピアノ調律師について記事にした事もあり、自分の史実が未来へとリンクしてるのだなと、震撼する思いです。
その方のブログテーマに谷村新司さんもあり、数曲を自分の解釈と照らし合わせてみました。
そこで、歌詞の二人称代名詞の違いで謎だった「群青」に歌われている想いや情景が解けました!
そのブログの筆者さんは、戦地に赴いた兵士が祖国に残した吾子を想う歌ではないか?ということでしたが、私は全くそうは思ってはいなかったので、部分的にはなるほど、と思いながら続いているコメントも開けてみました。
すると、解釈が逆縁の親の想いで、主題歌となった映画「連合艦隊」のラストでは、戦死した息子の父が嫁、孫を連れて浜辺に居る、というシーンだったとの事。
なるほど!
1コーラス目の代名詞は兵士の「嫁」が兵士に語り掛ける「貴方」で、
2コーラス目の代名詞は兵士の「父親」が兵士に語り掛ける「君」で、「海の声を聞く」ために「砂に腹這いて」というより、かつては幼い息子をおんぶして前屈みになってバランスを取りながら砂浜に足を埋もれさせても安定した歩行でいた自分も、もう老いさらばえて、前屈みになって抱いて消えかけた背中のぬくもりを暖めていて、砂浜についには足をとられて転んでしまい、それで砂浜に腹這いになった時に海の声を聞いたように思った。
この通り、自分はもう長くない‥
さて、ラストで繰り返される、1コーラス目と同じ後半部分ですが…
たぶん、ここで、世界が二分しているように思います。
「父と息子」:「嫁と孫」
これは、やはり、「父」の後ろに佇む「嫁」のことばなんじゃないかと思います。
「夫は戦死し、義父も長くない、だけど、私には義父と貴方の血を分けた子供を育てるために、世の中がどう変わろうと、生きなければいけません。生きます。だから、後の事は私や子供が務めますから、貴方はもう安らかにお眠り下さい。」
そういう想いなんじゃないかと思うのです。
そして、1コーラス目に出てくる花も2種。
どちらも特に品種限定はしませんが、「野辺に咲きたる一輪の花」は嫋やかな平咲きの一重の白い花。
「冬薔薇」は名誉の戦死で勲章を与えられた刺(武器)をもつ季節外れの花。それでも、地に根を張れない海だけど、立派に咲いて散ったと云わせてほしい‥
そんなイメージかな‥
先日からニュース検索をしていて、今、私が練習中の「夢の跡」作者ゆかりの地「松山」に行き当たり、「松山行きフェリー」を検索して行き着いた、ある方のブログが楽曲から拡がる随想でしたので、暫く興味深く、拝見していました。
村下孝蔵さんはピアノ調律師だったのですね。つい先頃、ピアノ調律師について記事にした事もあり、自分の史実が未来へとリンクしてるのだなと、震撼する思いです。
その方のブログテーマに谷村新司さんもあり、数曲を自分の解釈と照らし合わせてみました。
そこで、歌詞の二人称代名詞の違いで謎だった「群青」に歌われている想いや情景が解けました!
そのブログの筆者さんは、戦地に赴いた兵士が祖国に残した吾子を想う歌ではないか?ということでしたが、私は全くそうは思ってはいなかったので、部分的にはなるほど、と思いながら続いているコメントも開けてみました。
すると、解釈が逆縁の親の想いで、主題歌となった映画「連合艦隊」のラストでは、戦死した息子の父が嫁、孫を連れて浜辺に居る、というシーンだったとの事。
なるほど!
1コーラス目の代名詞は兵士の「嫁」が兵士に語り掛ける「貴方」で、
2コーラス目の代名詞は兵士の「父親」が兵士に語り掛ける「君」で、「海の声を聞く」ために「砂に腹這いて」というより、かつては幼い息子をおんぶして前屈みになってバランスを取りながら砂浜に足を埋もれさせても安定した歩行でいた自分も、もう老いさらばえて、前屈みになって抱いて消えかけた背中のぬくもりを暖めていて、砂浜についには足をとられて転んでしまい、それで砂浜に腹這いになった時に海の声を聞いたように思った。
この通り、自分はもう長くない‥
さて、ラストで繰り返される、1コーラス目と同じ後半部分ですが…
たぶん、ここで、世界が二分しているように思います。
「父と息子」:「嫁と孫」
これは、やはり、「父」の後ろに佇む「嫁」のことばなんじゃないかと思います。
「夫は戦死し、義父も長くない、だけど、私には義父と貴方の血を分けた子供を育てるために、世の中がどう変わろうと、生きなければいけません。生きます。だから、後の事は私や子供が務めますから、貴方はもう安らかにお眠り下さい。」
そういう想いなんじゃないかと思うのです。
そして、1コーラス目に出てくる花も2種。
どちらも特に品種限定はしませんが、「野辺に咲きたる一輪の花」は嫋やかな平咲きの一重の白い花。
「冬薔薇」は名誉の戦死で勲章を与えられた刺(武器)をもつ季節外れの花。それでも、地に根を張れない海だけど、立派に咲いて散ったと云わせてほしい‥
そんなイメージかな‥