コーチになって「楽になった」という感覚がある。
と言うのは、人のことを遠慮なく誉めて良いし、いい言葉を放っても良いし、勇気づけをしても良いからだ。
もともと、良い言葉を使う、人の良いところを見つけて褒める、ということを普通にやってきた。
だが、それらの行為を「変な人」と言われたり、見られたりしたことも少なくなかった。
(むしろ、なぜいつもそこまで人に対して好意的なのか?何か裏があるのではないか?と中傷されたこともあった)。
その度に、自分のやっていることに自信も持てなくなったし(これはいわゆる「勇気くじきにあたる」)、人に好意的に関わることはおかしなことなのだろうか?と、苦悶したものだ。
傷ついた。
裏などない。
「私だったら?」
人から励まされたら、嬉しい。
人から勇気づけをされたら、元気が出る。
また、頑張れる。
笑顔を向けられたら、心が温まる。
私だったらそうだ。
だから、純粋に、「自分が人からこうされたら嬉しい」
と、思うことを、18歳の時から、純粋に普通にやってきただけなのだ。
コーチンマインド、カウンセリングマインドだ。
私は私の信じていたこと、やったきたことが正しかったのだと、今、確信している。
(それは、私自身とそれを必要とする人々にとってという意味で)
今は、自分と同じことをしているコーチや、コーチ仲間たちが周りにたくさんいる。
良い言葉を使うこと、人を誉めること、勇気づけをすること、認め合うこと、「ありがとう!」と言い合うこと、どれもが普通のことだ。
みんな、コーチングというものの、意義、価値を信じている。
私は、やっと、自分の本来の感覚と、マッチングする場所にやってきた。
これからが、私自身にとっても、人生の舞台であると思っている。