またキャンプ!?
いや、波瑠さん主演のドラマ、キャンプ多すぎ(笑)。
「#リモラブ」から「ナイト・ドクター」、「恋に落ちたおひとりさま」、「魔法のリノベ」にこのドラマの今回と、「愛しい嘘」を除けば、5作品連続でのキャンプ・エピソード。これ、大谷翔平並み(笑)の記録じゃない??
しかも、今回は、1話まるまるほとんどキャンプ。
波瑠さんは、サファリハットこそかぶってなかったけど、アップにしたヘアスタイルは、いつにもましてキュート。
特に、恋愛を禁じた誓約書を破棄してもらおうと、山本(高杉真宙)の長兄・正海(竹財輝之助)とのやり取りの四苦八苦、いや、笑えるんだけど、穂香の表情の真剣さ、切羽詰まった健気な眼差し、くっきりした眉がすごく印象的で、見惚れて思わず、ため息(笑)。
結局、そこ、またビジュアルの感想か(笑)。
いや、今回もまた内容自体はたいしたことなく、全編ほぼコメディー中心。
わんぱく食いで次兄・薫(古川雄大)がこけるシーンとか、入峰ショーンの顔はめパネルから崖下転落のくだりとか、あと、赤嶺(仁村紗和)と花妻(前田拳太郎)の二人で、って、これただのオフ会(笑)とか。
なんか、「もみ消して冬」を思い出させるような、予想の斜め上を行く結構シュールなギャグはなかなか笑える。
もちろん、今回のストーリーのメインは、穂香の恋心の自覚と、山本からの告白にあって、さすがにクライマックスの二人のシーンは、ちょっと甘酸っぱいような恋の感覚が伝わってきて、一応ロマンティック・コメディらしさはある。
いつもと同じ感想だけど、そこは、やっぱり波瑠さんのお芝居、速見穂香というキャラクターの心情が生き生きと表現されていて、原作のいかにも漫画じみた嘘っぽさとかが微塵もない。下手すると、感情も人格も非常に薄くてフラット、人形のようなキャラクターになってしまいかねないプロットなのに、しっかりと恋する女性のリアリティーが感じられる。
でもなあ、それだけに、ドラマの内容が軽すぎて、波瑠さんの無駄遣い感が増してきているよなあ。
なんか、面白いんだか、残念なんだか、感想書くのも難しくなってきてる(笑)。