きっと、さほど重要ではないこと

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「大抵の人は“どんな職業だったら理想が叶うか”を軸するのに、コニーは“理想の生きかた”から逆算して仕事を選んでいるのが面白いよね」

これはあるとき、仕事でお世話になっている方からかけてもらった言葉。

もちろん過去の私も、自分の将来像は職業から選ぼうとしていたこともあった。けれど、当時の自分が触れてきた情報や大人たちの仕事の中には、なかなかしっくりくる理想の姿は見つけられなくて。

仕事でも、プライベートでも、困っている人にサッと手を差し伸べてあげられるようにすること。そして、「やわらかく生きる」をライフゴールにしているからこそ、身も心もすこやかな状態をできる限りキープできるようにすること。

これは、生きるうえでずっと大切にしていたいことたち。

もちろん、自分自身が「これだ！」と決めた道で、より良いポジションや少しでも高い収入を得られるように懸命に働くことも尊いものだと本気で思う。

ただ、（あえてこの表現をするけれど）わたしはこの世界がまっさらな愛と光で満ち溢れるものへとなっていってほしい。

ほんの一部でいいから、そんな考えかたに共鳴してくれる人が増えるきっかけになれるよう、神さまからいただいた今回の人生を精いっぱいまっとうしたい。

そのために、これまでの経験を世の中へ差し出せる自分でありたいし、携わった全ての人が幸せになったうえで豊かになっていきたい。

それに、職業や肩書きに重きを置いた自己実現は、うまくいかなかったときの挫折は相当なものだと思う。

そのぶん、大切にしたい価値観に重きを置いた自己実現を目指せば、（たとえ当初思い描いていた職業ではなかったとしても）可能性は無限大だし、結果的には理想が叶っているといえるんじゃないかな。

だからこそ、携わっている仕事やプロジェクトが神さまの御心にかなったものであるのならば、職業や肩書きはさほど重要なものではないのかも。そう思えるようになったことが、今のわたしを作り続けているような気がする。

もちろん、わざわざSNSに書かないだけで「これでよかったんだな」と「これでよかったのかな」を、時には行ったり来たりしていることもあるのが本音。それでも、今は編集者などの仕事を通じて、思い描いている理想を少しは叶えられている……といいな。

だからもし、いまの仕事になんとなく違和感を覚えているのなら、自分自身にとってベストだと思えるライフスタイルから、働きかたや仕事を捉え直してみる。そうすることで、ひょっとしたら思いがけないひらめきや「アイデアの種」が見つかる……のかもしれません。

Live with LOVE, Connie

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