ファッションはいつだって、わたしたちの気持ちをハッピーにしてくれる大切な要素のひとつ。けれど、その水面下では環境汚染やヒューマンライツ(人権)などといった、悲しい現実や問題があるというのも事実。

 

 

そんな日ごろ身につけているお洋服について考えさせられるようになったのは、「ウイグル人の強制労働に、国際的なアパレル企業も関与している可能性がある」という報道を海外メディアを通じて知ったことがきっかけ。ここに書き始めると長くなってしまうので割愛するけれど、この動画はすごくわかりやすくまとめられているので、よかったら見てみてほしいな。

 

 

企業によっては、強制労働の疑いがあるサプライチェーンとの取引を排除することを決めたところもあるとのこと。それでも、動画内でも紹介されていた企業でもよく買い物をしてきたわたしにとっては、あまりにもショッキングなニュースで。

 

そしてさらにショッキングなのは、(国内メディアで大きく報じられていないせいか)周囲では知らない人があまりにも多いということ。

 

 

いま身につけている洋服が、どのような素材を使っているかは、洋服についているタグを見ればひと目でわかる。

 

では、その洋服に使われているコットンやウールたちがどのような製法でつくられ、そしてだれがどのような加工をほどこして、ここまで運ばれてきたのか。そのことについて、思いをめぐらせたことはあったかな。

 

……正直なところ、思いをめぐらせる機会って、あまりなかったと思う。正確にいうと、ショップで表示されている説明文やストーリーを「へぇ、こんなふうに作られているんだ」と、なんとなく捉えてきた程度だったな、と反省しています。

 

 

わたしの理解はまだまだ浅いものかもしれないし、「正しい情報」を選びとることはすごくセンシティブな作業。それを面倒だと感じる人もいるかもしれないけれど、売り手も買い手、どちらも笑顔になれるブランドを応援したい。

 

わたしは、そんな考えを持っています。それに、たとえTシャツ1枚でも、きちんと納得したうえで買ったほうがより大切にしようと思えるしね。

 

自分のワードローブには「ほんとうに愛せるもの」を入れてあげたいし、ものを届ける側としても「ほんとうに愛してもらえるもの」を届けつづけよう。

 

身につけるものを見直すというアクションからいま、さまざまな気持ちと考えをめぐらせています。

 

Live with LOVE, Connie