感動のフィナーレ
お習いごとの王道はピアノです。ほとんど女の子ですが、男子は10人にひとりくらいかな?小さい時から通って、最初は人差し指からはじめました。次第に5本指、いつしか両手で弾けるようになります。忍耐力が養われるのですね。音符が読めるようになり、音楽の成績は当然上位。お教室の発表会に出る時の曲は、暗譜します。記憶力が向上するわけです。そのうちもっとすごい曲が弾きたくなって、クラシックの大曲に挑戦です。力試しにコンクールにチャレンジ!それはそれは地区予選からはじまり地区本選・地区大会・全国大会まで、数千人の挑戦者が技量を競う大会なのです。チャレンジ精神が旺盛になります!私のお教室からも毎年数十人挑みますが、やはり最後まで残るのは僅かなのです。その中で今回は小学校6年生の男子、田中寛人君が最終ファイナルの全国大会で入賞しました!おめでとうございます! ほんとうによく頑張りました。つらいとき投げ出したくなったときもありました。本人以上に、ご家族の応援は並大抵ではありませんでした。最終ファイナルにて上位入賞だけに与えられる、サントリーホールでの受賞者記念演奏会は感動のフィナーレでした。でもね、お勉強に終わりがないように、ピアノにも終わりはないのですよ。感動のフィナーレはいち通過点なのです。必ず長い人生で、今日の出来事は輝くいちにちになってくることでしょう。ほんとうにおめでとうございます。また元気にお教室で会いましょうね!