交渉人 (幻冬舎文庫)/五十嵐 貴久
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久々すぎる更新ですが・・・・・


やー、これはおもしろかった!!

話の展開といい、テンポといい抜群。

何がそうさせているのか分からないけど

とっても読みやすいし、かなり一気に読める。


300ページあたりで一気に話がフィナーレに向かって

加速するんやけど、そっからは続きがもう

気になって気になって

何がどうなってるの!?

ってページをめくる手に力が入る(笑)


そうか、伏線は既にプロローグで張ってあったのか!!

って清清しいまでの敗北感(笑)

これはすごい。


すべての謎が解けたとき、なんともいえない

やるせない気持ちになるけど、

これはほんとに是非読んでいただきたい。


ただひとつ難癖を付けさせて頂くとすると、

病床数191床での病院で、入院患者が

50人いないなんてコト有り得ませんから。

あったとしたら確実にそこは病院として

経営立ち行かなくなってますから(笑)



実は自分もこのストーリーの中核に潜んでいる件に関して、

まったくもっての他人事ではない部分があったりするので、

425ページ中程の、あるセリフは個人的に

かなり重みのあるものだったりもするのよね。