秘密

事故に遭って死んでしまった妻の魂といういか意識が、奇跡的に生き残った娘の体に入ってしまうという話。

事故に付随する人間関係も複雑なものがあるが、生き残った家族が娘の姿をした妻だという主人公の心情もかなり複雑。

途中自分自身どうしてよいのか分からなくなって迷走する主人公の心はかなり読んでいて痛々しかった。

　読み進めいていくうちに、結局どう終わるのだろうか････と、いささか心配になってきたけれど、

そうきたかっっ!!!!

と思わず納得。。。

そしてそのままキレイに終わっていゆくのかと思いきや、

またまたそうきたかっっ!!!!!!

いやはや、なんとも最後までいいように踊らされた気がしてクヤシイ。。。

結局のところはっきりとした結論は記されていないところがこの作品のよいところなんだと思う。

真相は藪の中。

本人のみぞ知るこれぞまさにタイトルを読んで字の如く

｢秘密｣

････なのだと。。。