かつて、山口組三代目組長・田岡一雄氏の長女の田岡由伎さんの著書に『お父さんの石けん箱』というのがあった。今回はそれをちょっとパクってみた。

 

お母さんのお米とは昨年母が亡くなる前の4月頃だったか、東京都が非課税世帯に対して支給してくれたお米のことだ。都から通知が来て、米、缶詰、ジュースなどから選択し、返信すると希望の品物が支給されるというものだ。私の母はあまり缶詰もジュースも欲しがらない人だったから、私が勝手に米を選択して提出したのだ。確か、25キロ相当とかなり食べ応えがあるから非課税世帯にはありがたいのだと思う。

母と私たちは同居しているが、世帯が別になっているのでこちらもおこぼれ頂戴といったところだ。

 

そして、そのお米が最初に5 キロ x 3袋で15キロ、次に2袋で計25キロ届いたのだ。

初回は6月9日だったか。。。。母がショートステイにいる間だった。そして、その3日後に母は亡くなった。。。結局、そのお米を口にすることもなく逝ってしまったのだ。2回目の支給が8月だった。切ない思いがこみあげた。

結局、私と夫は子供もいないので二人でその米を消費し、すべて消費したのが今年の3月頃だった。

 

お母さんのお米。。。食べられなかったお米。

お母さん、ごめんね。

結局、私たちが全部食べちゃったよ🤣