もうすでに、1ヶ月半くらい前のことになりました。
第17回国際バラとガーデニングショウ。

5月の間は毎日がタイトで、なかなか落ち着いてブログも書けず…、
なので、6-7月は、少し5月のことを回顧録として
書きつづっていこうと思います。





今年の国バラでは、Pちゃんと私、メインガーデンの
「風のガーデン」の一部をお手伝いさせて頂きました。

こんなにたくさんの花が使われていながら、
風になびくかのように優しくやわらかなガーデン…、とても素敵でした。



私達がお手伝いさせて頂いた場所は、正面から左手に歩いて…





もう少し奥に進んで…




かわいらしいお家の裏側、木々に囲まれた中の…



このあたりのバラの誘引などを中心に、作らさせて頂きました。


写真は、国バラ開催中の、もう完成したガーデンですが、
バラの誘引をしている時は、まだ他の宿根草などはもちろん入っていません。
この辺りは、どんなイメージになるのかなー、と、想像をしながら作っていったのです。

(きっと、木々等に囲まれ、しかも建物の壁面、相当な日陰だなーと)


「坂野ガーデンらしく(木陰のガーデンらしく)、地味ーな感じにしました!」
と言ったら
「ショウだし、華やかにしてね(笑)」
と言われ、慌てて黄色のバラを追加したり(^w^)


開催期間中に花が咲いていくように、蕾の多いバラを選んでみたり。


そして、花持ちの悪い品種を避けてみたり。
(結局は誰かがそれを選んで、活かさなければならないのですが…)


葉の付き方を美しく見せるため、葉っぱがとれてしまっている枝に、
葉が茂っている枝を重ねてみたり。


葉や花が正面を向くように、誘引をしたり。
(自然界で冬場誘引をする時とは全く違う感覚です)





一番印象に残ったバラはこちら。
木に吊るして誘引をしたバラ。

このバラは、元々がきっと、枝がダラ~~ンとなったまま
花が付いたのだと思います。
花首だけがクイッと上を向いているの、分かりますか?
枝がダラ~~ンと下がったまま花を付けると、
花がお日様の方を向こうと、上を向くのです。

だから、「この木にバラを絡ませて」と指示を受けた時、
迷わずこのバラを選びました。
木の枝にひっかけて、ダラ~~ンとさせれば、自然な感じになるので。


しかも、お客さまには、正面の花姿が見える♪


私は風にゆらゆらそよぐようなバラの咲かせ方が好きなので、
普段のバラの誘引も、ガチガチに張り付けずに
ダラ~~ンとさせているところもあるのです。


すごく小さなところで、「ヤッタゾ!」感。
きっと誰にも気付かれないような、小さなところだったかとは思いますが(^^;;



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