XIV 無題。高さ 十数メートルから飛び降りたニーナは芝生に着地し、周りの生徒の視線も気にせずに走り出す。「........こんな所から飛び降りたのも久しぶりだな。」 ニーナはどこか懐かしそうにつぶやいた。(そして、昔に比べれば李影の放浪癖も少しはマシになったと思ったんだがな............) そんな事を考えながら、ニーナが李影を探しに向かう先は、昔から この無駄に広い学園の中のたった1ヶ所だった。