人生の中で、たまにどうしようもなく嫌な人が登場人物としてやってくる。
私にも、つい先日久しぶりに現れた。
泣いても泣いても涙が止まらないほど心を傷つけられて、夢にまでその人の顔がでてきて
何を食べても美味しいと感じなかった。
その人が私に向けた、
怒りと憎しみと軽蔑に満ちた目を思い出す。
お前なんて無能だ
迷惑だから消えろ
この世からいなくなれとでも言われているような気分だった。
これは、ただの相性の良し悪しの問題でない。
なぜ、この人は私の前に現れて
私はなぜ、こんなにも嫌悪感を覚えて痛手を負ったのか。
関わりをシャットアウトして数週間
やっと落ち着きを取り戻せてきた。
スピリチュアル的な考えでは、この世界は自己の投影で、起きている現実は過去の自分が創り出したものといわれています。
この世界に責任をもつこと、
というと私は少し重たく感じますが
この世界の創造主は自分自身であり
自分次第で望みどおりの人生を生きることができる。
この概念こそが真実であり
地球に生まれてきた醍醐味なんだ
そう知ったとき、
地球はなんて面白い場所なんだろうと思えました。
話が逸れましたが、
どうしようもなく嫌な人
大抵は、嫌な人&その人から受けた仕打ちがセットになってます。
これも過去の自分の投影、
潜在意識にあったネガティヴパターンや思い込みの影響なのでしょう。
でも、もうひとつ冷静に考えてみて、、、
ハッとさせられたんです。
この嫌な人
私のある部分にめっちゃ似ている
ていうか、あなたは私!?
絶対嫌だ!
私はあんなにサイコパスじゃない!
認めたくない!という感情もわいてきました。
でもね、
思い当たってしまったんです。
私はとある特定の人に向けて、
状況と関係性は全く違うけど
私がされたことと同じ態度、視線、感情をもっていたと。
深い理由はあれど、私はその特定の人にこんな気持ちを味あわせていたのか。
もう絶対こんな思考を解消して手放すぞと決めた。
そして、償いたい気持ちになった。
目の前に映る人は、自分自身の投影でもある。
そして大好きで尊敬して愛してやまない人もたくさんいる。
その一方で、今回のように超絶無理な人もいる。
自分自身の認めたくない部分の投影であればあるほど、拒絶反応とトラブルが起きてしまう。
そこで、目の前の憎き相手は自分自身だと認めて
誰との関係性における、パターンの投影なのかを見つけてあげる。
そして
教えてくれてありがとうと唱えてみる。
私は今回はこの方法で自分自身を癒し
他者との関わりについて学ぶことができました。