マリモリのブログ -2ページ目

マリモリのブログ

モザンビークでの生活を通して見える物を、自分の記録のために書き記したい。


この田舎の仕立て屋、ビックリ。今回は2度目。



一度目は簡単な買い物袋を縫って貰った。黒糸で縫って、というと黒糸を買いに走る、という仕立て屋。この時は横に付いてやり方を指示。



今回は年季物のジーンズ。もう20年になるかも。流行りの擦り切れがひどくなってきた。婆さんの肌がチラチラ見えるのはみっともないので裏に別布を貼って縫う。それも2度目。その裏布をしつけ糸で縫って持参した。



太ももの上なのでやりにくいことは確か。仕立て屋兄ちゃん、今回は白糸買いに走る。


裏布はしつけ糸で縫ってるし、説明不要と思い、私は店の前に停めた車でメールなどチェック。10分位して戻るとテーブルにジーンズをほどいた布が。最初「古いジーンズをほどいてバッグでも作るのかな?」と思ったけど



さっきまでそんなものはテーブルになかった‼️ 「まさか‼️ 私のジーンズがほどかれた⁉️」


縫うの大変だからと、内股側をほどいちゃったのです‼️ 思いもしない展開に目が点に。


兄ちゃんは当たり前みたいな顔。ポルトガル語が出来ないから、言いたいことも言えず。しかもほどいてしまった後だから、言っても遅すぎ。


ああ、この国の人達は私達とは異なる経験、人生を送っているから、私達の常識は彼等の常識と異なる、、を再認識。

ジーンズは縫い直して元の形になったけど、ロックミシンがないので縫い代にはロックなし。まあ いいや。

それでお値段。最初に値段を聞いたら150円と。30円の糸も買ったし、その後は横に付いて指示しながら40分位かけての仕事だったので300円払った。