こんばんは

みなさんは天赦日ってご存じですか

天赦日というのは、日本の暦の上で
最上の吉日とされており、新しい何かをスタートさせたり躊躇していたことに挑戦するにはもってこいの日だそうです

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になるという意味で、何事を始めるにもよい日とされる一粒万倍日とも重なっていて最強の日なんです

もっと早い時間にブログをアップしたかったんですが、昼間お出掛けしてたので、ブログが書けなくてスミマセン

でも次の最強の日は12月8日なので、みなさんメモしといてくださいね〜

さて、そんな最強の日に、とても懐かしい人に出会えました

スーパーで買い物をしていたら、こっちをジッと見てるおじいちゃんがいたんです…

どこかで見たことがあるなぁ…と思っていると、そのおじいちゃんも私のことをそんな風に思いながら、結局思い出せなかったのか、どこかに行かれてしまいました

思い出せないままウロウロ歩いていたら、どこからかフッと降りてきたんです

親戚でもなんでもなく赤の他人の方なんですが、とても面白くて楽しい、ある意味ありえないお話にも思える出来事があった方なんです

10年ほど前、ドラッグストアで働いていた時のことなんですが、夕方たまに少しお酒の入ったおじいちゃんがお店に寄ってくださってたんです

何を買われるわけでもなく、ただおしゃべりに来られていただけなんですが、毎回美味しいスイーツとか何かプレゼントをくださるんです

いらないと言っても置いていってしまわれるので、結局頂いて帰ってたんですが、ある日、箱に入ったホールケーキをくださったんです

酔っぱらってらっしゃるから忘れられてるみたいだけど、きっとどなたかへのプレゼントだと思って、その日は頑なに遠慮したんですが、いつものごとく置いて帰られてしまったので、結局家に持ち帰りました

で、いざ食べようと箱を開けてみたら、やっぱり
「としこさん、誕生日おめでとう」の文字が

もちろん私はとしこさんでもないし、お誕生日でもありません

そんなこんなのある日、父が入院した先の病院で付き添いをしていた母が、同室の方にいつも頂き物をしていたので、その方のベッドに御礼に伺ったらなんとなんとケーキのおじいちゃん

親子して気に入られたようです

でも、おじいちゃん、入院されてたのにお元気そうで本当によかった

そんな日に、またまた嬉しい出会いがありました

ピンクがかった花色の藤袴…
この色にずっと会いたくて

実は出会ったのは一週間以上も前だけど、なかなか花びらが開かずにいたので、藤袴のお花だという確信がもてなかったんですが、やっと花びらが開いてきたのを見つけて、写真を撮ろうとしたら可愛い先客が

先日の「秋の七草」のブログにも書きましたが、生乾きの茎と葉がサクラの葉のようなよい香りを放つため、中国では「シァンシュイラン(香水蘭)」と呼ばれ、匂い袋として用いられていたそうです

中国語の響きがとても可愛くて好きです

和名の藤袴は、花の色が藤色で、花びらの形が袴のようであることからこの名前になったとか…
袴は「帯びる」という意をもつので、芳香あるこの花を身に付けて邪気を払うとも言われています

そして、今年初めて出会えた白い曼珠沙華

別名「アルビフロラ」
まるで妖精さんのような名前が素敵です

可憐な花姿が、ふと妖精の横顔のようにも思えてしまいました

白い曼珠沙華は、赤い曼珠沙華と黄色の曼珠沙華(鍾馗水仙ーしょうきずいせん)という2種類が合わさって出来上がったお花だそうです…
赤と黄を合わせたら白が生まれるというのがとても不思議で、そしてとても神聖な気がします…

「天上の花」という意味の曼珠沙華は仏教でいう
「白くやわらかな花」
仏教の中ではとても神聖な花として扱われていたようです

そしてそしてもうひとつ

ずっと気になっていたツリガネニジンに、やっと出会うことができました

ずいぶん前のブログにも書いた「西の魔女が死んだ」の物語の中にも出てくるツリガネニジン…

長いことその名前が頭の中から離れなくて、草むらで見つけたときは思わず小躍りしてしまいました

風に吹かれる姿を見ていると、まるで小さな鐘のようなチリンチリンと鳴る音が聞こえてきそうです

いくつもの素敵な出会いに、感謝の日でもあったようです

話は変わりますが、最近市川海老蔵さんのブログ、そして小林麻央さんのブログを読ませていただいてます…

市川海老蔵さんのシンプルだけど、そこからいろんな思いの伝わるブログに、とても好感が持てます

そして、小林麻央さんの素直で可愛いブログが心に響きます…
一生懸命療養してらっしゃる全ての方にとって、今日が一粒万倍日でありますように…

今日も読んでいただいて、ありがとうございました

ペコデコ

今日は天赦日＊