連休明けは雨つづき…
やはり熊本地方の被災された方達へ思いがいきますね…

買い物に行くたびに買う大好きなミニトマト…
熊本県産のミニトマトは、今まで買っていた物より皮が薄くとても甘くて、それにたくさん入っててお値打ちなので、お店に出ているときは必ず買います…

こういう時だからというだけでなく、これからもずっと食べたいなぁ～と思っています

連休中のある一日、葬儀に参列することになってしまったんですが、一週間もしないうちにまた葬儀に参列することになり、気分的にも気ぜわしい一週間となってしまいました…

一人は従姉妹で、この間亡くなった従姉妹とは違い、あまり交流のない従姉妹だったんですが、まだ還暦前の59歳でした…

私より年上の従姉妹だけど、残された子ども達は２人とも全く同じ歳…

私達親戚をはじめ、まわりの誰にも知らせることなく、ホスピスに入院しわずか10日で、仲のよかった妹に看取られ亡くなったそうです…

最後はすべて自分の思う通りに人生を終えた従姉妹…

もちろん未練もあるであろう若すぎる死ですが、数々の苦難を経験し、ここ数年は親戚付き合いも避けていたような状態だったので、天国に行ってやっと楽になれたのではないかと思うことにします…

もう一人は叔母で、ずいぶん前のブログにも素敵なオバサマとして紹介した方なんですが、この方も波瀾万丈の人生を送られてきたのに、いつも前向きで明るい人でした…

今年に入って病気がわかり、一旦は入院したものの、家に戻りたいと無理やり退院し、一ヶ月も経たないうちに、私も含め会いたい人に会い逝ってしまいました…

そんな叔母のことを思うと、まだまだ涙があふれますが、叔母のおかげで日頃めったに会えないいとこ達が一堂に会し、昔の思い出話に花が咲き、叔母の葬儀で不謹慎なことではありますが、みんなでいっぱい笑い、そしていっぱい泣きました…

楽しいことが大好きな叔母でしたので、こんな様子を見て、叔母もきっと笑ってくれていたんではないかなと思っています

昨年秋まで元気いっぱいで、９月に母が遊びに行ったときには、毎日お友達にも声をかけ、みんなでカラオケ通いの日々だったそうです…

点数の出るカラオケで何を歌っても９０点台だったそうで、一度でいいから一緒にカラオケに行き、叔母の上手な歌を聞きたかったなぁと悔やまれます…

下手すぎる母に、叔母が練習しておくように言ったそうで、昨年からずっと母の部屋から音程の外れた歌が聞こえていました…

叔母のおかげで、母にも新たなお友達がいっぱいできました…
母も涙ながらに叔母に感謝していました…

ここ数日で２人もの死に直面…
こうして元気でいられることの有り難さをより実感しています…

今回２度の葬儀で２度とも、憤慨し悲しく思ったことがありました…

お坊様がお経を唱えていらっしゃるときに、大きな声でお話をしてらっしゃる方がいらしたことです…

たとえ故人のことを話してらした(聞こえてくるかぎりは違うような…)にせよ、たった一時間足らずの間の、お経を唱えてらっしゃる数分間が我慢できないって、どういう神経をしていらっしゃるのか悲しくなります…

房酸塊(ふさすぐり)の実がいっぱい付いてきました

亡くなった叔母も大好きな実でした…
私がまだ小さい頃、よく一緒に食べた思い出があります

山桜桃(ゆすら)の実も可憐に赤く色づいてきました

先日、可愛いとアップした《おだまき》の花の写真に、一緒に写りこんでいました

丸く放射線状に広がる葉っぱが花のようで可愛い

写真ではわかりにくいけど、葉っぱの脇から１㍉ほどの小っちゃな黄緑色の花が咲いています

《八重葎　しげれる宿の　さびしきに
　　　　　人こそ見えね　秋は来にけり》

葉っぱの名前を調べて、八重葎？と思った瞬間、昔々、必死で覚えた百人一首のこの和歌を思い出しました…

もちろん、間違っていないか確認しました

必死で覚えたことって、全部は覚えてないにせよ、こうして何かの機会にふと思い出すものですね…

今は春だけど、秋と聞いて私が真っ先に思い浮かべるのは、楽しい紅葉狩りです…

でも、時に秋はこんなに寂しく物悲しい思いをする季節でもあることに、庭の片隅に生えていたちっちゃな葉っぱに気づかされ、また違った季節の味わい方を教えてもらったような気がします

先日の母の日に、片付けをしていたら偶然見つけました

娘が幼稚園の頃に、プレゼントしてくれたお手伝い券

その頃は自営業をしていたので、とても忙しい日々を送っていました…
娘から、そんな私への精一杯の気持ちだったと思います…

大人になって、高価なプレゼントをくれたこともありましたが、こんなことを言っては娘に申し訳ないですけど、今までもらったどのプレゼントよりも嬉しかったような気がします…

娘の優しい気持ちが嬉しく、もったいなくて結局使えずじまいでした

たまたま一緒にしまってあった、娘がその頃使っていたバッグと一緒に写真に収めましたが、その頃の思い出も甦り、胸がいっぱいになりました

今日も読んでいただいて、ありがとうございました

　　　　　　　ペコデコ

日々のこと＊