思ってた以上に素敵な高山美術館

今日は昨日のお話の続きを～

ガラス工芸家はガレぐらいしか知らない私でしたが、日本の工芸家さんの作品も素敵なものがいっぱいでした

この作品は、昨日も載せましたが
黒木国昭さんの
花器　プラチナ象嵌《光琳》
(ぞうがんと読みます)
プラチナがはめ込まれていて、重厚で煌びやかな素晴らしい作品でした

石井康治さんの作品です
すみません題名はわかりませんが、手吹きガラスに独自の技法を用いて作られた、流れるような模様の作品は眩いばかりの美しさでした

この作品も昨日載せましたが
藤田喬平さんの
飾筥《花園》
(かざりばこと読みます)
イタリアで学ばれた色ガラスと金箔を混ぜた作品です

写真ではその煌びやかさがイマイチ出てなくて残念です

武政健夫さんの
ガラス彫刻　『ダンス』(仮題)
彫刻の躍動感が素晴らしくて、どんな風に作られたんだろうと、身を乗り出すようにして見ても全くわかりませんでした

作品には題名がないんですが、作品が抽象的ではなく、よけいな説明は不要なことと、「物」は見る人がそれぞれに感じるだけなので、作者の意志を知る必要はないとボクは思っているからです。

自然界の「物」でも創られた「物」でも、それを見る人は自分自身の心の中をその「物」に反射させて感じるわけなので、余計な題名や解説で先入観を持たずに自然のままで見て感じてもらう。
それがボクの希望です。

作品も素敵ですけど、この作者ご自身の言葉にもすごく共感しました

写真に撮ってきたはいいけど、スマホの写真でもあり、照明のせいもありで、せっかくの作品が上手く撮れてなくてすみません

なんと読むのかわからない漢字が多かったので、いろいろと調べながらいい頭の体操になりました

漢字ってホントに難しいですね

そしてランチは、館内のカフェを予約しておいたのでそこでいただきました

お料理はとっても美味しかったのに、食後の珈琲を、100円プラスしてまで変更したフランスの『マリアージュフレール』の紅茶

紅茶の命でもある温度が、あまりにもぬるすぎて

紅茶を他のもので淹れてから、このポットに移し替えて持ってこられたのかな

茶葉の残留もチラホラ

カップも淹れる前に温めてなかった感じで、残念な紅茶になってました

紅茶に関してはうるさくてスミマセン

って紅茶だけ

ランチを食べて、また美術館内をゆっくり回り、帰りに楽しみにしていたミュージアムショップに寄りました

一番上は『瑠璃雛』

ヨーロッパのガラス文化を日本文化と融合させ、古都奈良の地で制作された一点一点手作りのお雛様と端午の節句の兜です

お雛様は美しい色の物もたくさんありましたが、このあたたかい色のお雛様にとても惹かれました

兜の横の鯉のぼりがまた可愛い

真ん中右は、ガレの作品に似せた花瓶やランプ

とてもシックな色合いで、素敵でした

一番下左のランプの細工が素晴らしすぎました

右のガラス工芸の動物達がまた可愛いんです

フィンランドの iittalaの食器やガラス製品、TIFFANYのカップ＆ソーサーもありました

一番下は鳴海製陶の可愛いカップ＆ソーサー

右は有名画家さん達の絵が描かれたカップ

まるで絵画の美術館に行った気分

入荷したばかりのクリスマスグッズがいっぱいありました

一番左上の、オルゴール

ほんの少しネジを回しただけなのに、何曲も何曲もクリスマスソングが流れて、仕掛けもいっぱいあって、素敵だなぁ

欲しいなぁ

って思って値段を見たら…

目が飛び出そうでした

真ん中右は、ベネチアングラスの時計

一点一点職人さんの手作りだそうです

真ん中左と一番下は
イギリスの妖精画家ベルニ･パーカー

の
『Whispers on wings(天使のささやき)』
シリーズの可愛い商品がいろいろ～

どれも素敵な物ばかりで、全部買って帰りたいぐらいでした

とりあえず
四万十ひのき天然入浴材

ムーミン＆ミイのくすのきアロマブロック(防虫剤)
ベルニ･パーカーさんのラッピング袋
を買って帰りました

私達が行ったときは、美術館内でちょうど結婚式が行われていて、偶然ステキなカップルが見られてラッキー

しっかり美術館を堪能して、高山の古い街並みにも少しだけ足をのばしてみました

タクシーの運転手さんが、ネットの評判ではなく、地元の人が愛する高山ラーメンのお店や、和菓子のお店などいっぱい教えてくださいました

残念ながらランチでお腹いっぱいの私達

みだらし団子(醤油のみのさっぱりしたお団子はみだらしって言われてるみたいです)１本しか食べられなかったので、次回のお楽しみに～

街なかで買って帰ったお土産は～

【森林緑々園

のまめ板】

落花生をべっこう飴で固めた、丸い煎餅状の、甘くて香ばしい駄菓子です

高山に行くと必ず買って帰るお菓子です

【彩菓なな草

の新栗ロール＆草饅頭】

新栗ロールは和栗の完熟した栗がふんだんに使われていて～

どっしり美味しいっていうお店の方の言葉通りのロールケーキでした

草饅頭は着色料不使用なのに、ホントに鮮やかなよもぎ色

とろろいもが混ざっているという皮はしっとりしてて、一口食べるとよもぎの香りが口いっぱいに広がって

そして薄い皮の中には甘さ控えめで、小豆の味がとてもいかされた餡子が入っています

【飛騨小町

の山葵塩】

天ぷら用もあるんですが、こちらを天ぷらにかけるとスッゴく美味しいんです

タクシーの運転手さんが教えてくださったいわき

の蕨餅～

早々と『売り切れました』の張り紙が

次回必ずリベンジしよー

そうそう、 『ワイドビューひだ』ですが
通常一人分往復12,060円が

『飛驒路フリーきっぷ』を買うと
タクシー乗車券6,000円付きの
「レール＆タクシーコース」と
バスに乗り降り自由の
「レール＆奥飛騨バスコース」が選べ

１人用から４人用まであり
２人分往復で18,060円～
１人分往復が9,030円になりチョーお得

事前に知っていたので、差額分でお昼のランチ代を払っておつりがきました

一緒に行った友達～

とても大きな問題を抱えてる子だけど、いつも前向きで明るくて

笑いのツボも同じだし、私のたわいもない話にお腹抱えて笑ってくれて、こっちも友達の話に思い切り笑わせてもらって、食べて喋って笑って、チョー忙しい

ストレス発散もできたし、元気ももらえたし、体は疲れたけど、楽しい余韻に浸れた旅でした

今日も読んでくださって、ありがとうございます

飛騨高山♬②