高校は農業高校の食品製造科だった
実習で畑を耕して収穫もし
実験で食品に含まれる添加物を抽出し
微生物の培養や醸造の実習をし
当時の最先端のバイオテクノロジーを学んだ
専門学校は医学技術専門学校の栄養士科だった
解剖生理学・病理学・運動生理学・公衆衛生学
食品化学・栄養化学・臨床栄養・栄養指導論
生化学・心理学・・・etc.etc.を勉強しながら
調理実習で和洋中の料理の基本を習得し
食品成分表とにらめっこしながら献立を作成し
病状や術後経過や他の条件によって
食事を提供する術を身に着けて
卒業後は病院で栄養士として働いた
そんな自分がまさか太るなんてコトは
絶対にありえんて！
しかし余程気を付けてなければ
際限なく太ってしまうだろうと常に危惧してて
MAXを標準よりはやせ型に設定して
なるべくMAXに行かﾅｲように努力してるからだ
ちなみにMAXはこれくらい
でも仮に
あと10㎏太らなければ死ぬ
なんて条件をクリアするのには
1日に3㎏以上は太れるだろうから
3日でできそうだｗ
しかしそこから元に戻せと言われたら
3ヵ月でも無理に違いﾅｲと思えるし
実際に10㎏体重を減らすよう
医師の宣告を受けてても
何年経っても減らせずにいて
むしろ太ってしまってるなんて人はざらだ
一応、ダイエットのプロの資格を持ってる自分が
増やすのは簡単だが
減らすのは物凄～く大変だ
と考えてるのだ
減らす方が大変なのは
単なるプラスとマイナスでなく
マイナスの方には時間がかかるからだが
そのプラスとマイナスを
同じ比率で考えがちだから
人はついうっかり太ってしまうのだとも思う
尤も
食べずにいたら
体重がその分だけどんどん減ってしまうようでは
人類は飢饉を乗り越えてこれなかったはずで
人が生物として生きてくために
なるべく死なﾅｲように設定されてるから
人は太り易く痩せ難いのだ
生涯、痩せ型で
健康を維持していくためには
理論的には必要最低限だけ食べてれば
良さそうな気がするも
それだけのコトが上手く行かぬ！
肥満体型には
ちょっと気を許すだけでなれるからだ！！
大変な努力をして一旦は痩せても
それを維持できずにリバウンドしてしまうとか
ずっと痩せ型で生きてきてても
気付いたら中年太りしてしまってたとか
太るのは簡単だ
今世紀に入ってからは
飢餓に苦しんでるはずの地域でも
肥満が蔓延ってて
子供の飢えを訴える母親が
見た目的にも十分に肥え太ってたりしてるのは
それくらい太るのが簡単だって証明で
それにしても何かがおかしいと思ってた
飢餓地域で肥満が起こるのは
与えられる唯一の食糧が
太り易い体質に変えてしまうようなモノで
それだけを食べ続けてるからだろうと
容易に想像できるが
それは殆ど小麦粉だったりするのだ
その栄養価がエネルギー源として優れてて
保存・調理のし易さからしても
支援物資には適してるからだろうが
エネルギー源として優れてるのは
裏を返せば太り易い食品だってワケｗ
そこで代替に何を支援物資にすべきか
提案もできずに非難だけするのは
フェアではﾅｲのでこれ以上は突っ込まずにおくが
そういう言いたくても言えなかった
世界の栄養事情の裏側まで
全てが把握できたのがこの本だ
ここ30年で世界が急速に肥満化してて
子供の肥満、特に乳幼児から肥満してるのは
なぜかと考えた小児科医が
科学的に解き明かしたダイエッター必読本
2日かけて一気読みしたが
もう自分が今まで抱いてた疑問が
悉く解決して気分爽快になった一冊で
とにかくダイエットを謳った怪しい商材に
お金をかけるのだけは
この本を知ってもらうだけで
阻止できると思った
自分の場合はタイトルからすれば
大好物の蜂蜜もその主成分がブドウ糖と果糖なので
好ましい食品とは言い難いが
摂取量が少量に限られてるコトと
純粋はちみつはビタミンが豊富であるコトから
1日ワンプッシュくらいなら
米の飯を食べるコトも余りﾅｲので
その分として相殺できそうだ
まあでも
この本ではダイエット本にありがちな
〇〇を食べて××を食べるなみたいな
単純な示唆をしてはおらず
果糖の摂取を止めるよう説いてるんでなく
果糖は果物の形のまま摂取すべきとしてるのだがね
そもそも大好物で
1日数個も食べてたアイスクリームを
今こそ止めるべきだと思ってて
それで何かきっかけが欲しかったので
この本を手に取ったのだが
もう市販のアイスクリームを買うのは止めたヽ（´▽`）/
よっぽど食べたいと思ったら
果物を凍らせて代替ね
そうだ、バナナ買ってこようｫｩ（ -∀-）/
とりあえず
自分の食生活も運動も
かなり正しい認識で実践してたと確信したが
（だから太らずに生きてきたんだろうが）
健康で長生きするためには
もう少し制限が必要だ
今後は
蜂蜜だけは1日ワンプッシュとして
アイスクリームは止めて
果汁100％ジュースも止めて
飲み物は糖分無しのお茶かコーヒーにして
朝食には卵か豆を野菜と一緒に食べて
アルコールは赤ワインを1日3杯までとして
お酒ではなく薬として呑むｗ